科目名[英文名] | |||||
住環境学 [Science of Residential Environment] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01EN1201 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
安藤 恵介, 近江 正陽 [ANDO Keisuke, OMI Masaharu] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 1-318 | メールアドレス |
概要 |
人が快適に生活するのに必要な3大要素である衣・食・住。この内の住環境(住宅)について、遵守しなければならない法律から、採光や温湿度環境、騒音問題といった物理的な環境問題と対策、VOCやシックハウス症候群という用語に代表される室内空気汚染や適度な条件で発生するカビやシロアリの被害といった化学的・生物学的な環境問題と対策を概説する。住宅で消費されるエネルギーや設備についても触れる。 |
到達基準 |
住まいを必要最小限の法と物理的、化学的な視点から評価できる知識の習得。 |
授業内容 |
下記の内容に沿って、安藤(1.〜10.)→近江(11.〜15.)の順に担当します。 1.住環境とは、建築基準法の目的と構成 2.施工令や施工規則の目的と構成 3.住宅が建つまでの法的手続きと流れ 4.建築基準法によって制限される事項と設計 5.欠陥住宅と住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)の施行 6.光の定義と区分や測定法、太陽光と日照 7.建物に対する日陰の求め方、採光と照明設備 8.温度感覚、温度や湿度の測定法、熱の伝わり方とその計算法、断熱、室温調整法、 湿度と調湿 9.音や騒音の定義と測定法並びに伝搬という基本的な性質、 遮音と吸音という対策と評価 10.地域や建物の種類による許容基準、心地よい室内音環境に求められる残響 11.高気密・高断熱の定義と性能、問題点、省エネルギー 12.アレルギーとその原因、VOCやTVOCの規制 13.対策としての換気設備と材料選択 14.湿気や結露によるカビやシロアリの被害と対策 15.住宅でのエネルギー消費と温暖化ガスの排出 |
履修条件・関連項目 |
物理学、化学、生物学の基礎知識を持っていることが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
教員毎に作成した配付資料を使用。 |
参考書 |
住環境学や建築基準法に関する一般的な参考書。 |
成績評価の方法 |
教員毎にレポートを100点満点で評価し、分担回数の加重平均により最終評価を算出する。 |
教員から一言 |
講義は、安藤→近江の順に行います。 最初の数回は法律の話になりますが、頑張って聴いて下さい。 出席の取り方やレポートの課し方は教員により違いますので、注意して下さい。 この講義が進むにつれて、街並みや住まいに対する見方が変わってくるでしょう。 |
キーワード |
建築基準法、住宅設備、光・音、温度・湿度、室内空気汚染 |
オフィスアワー |
毎月曜日の講義終了後(16:30〜)としますが、事前にメール(安藤はandok、近江は ohmi)などで訪ねる旨の予約を取って下さい。 |
備考1 |
毎回出席表を一人一人に配布し、その日の講義について、質問や感想を書いてもらいます。重要な質問については、全員の理解度が上がるよう、次回の最初に、質問者の氏名を言わずに、回答します。 |
備考2 |
H29(2017) S 11%, A 70%, B 15%, C 2%, D 2% H28(2016) S 20%, A 54%, B 20%, C 2%, D 4% H27(2015) S 20%, A 53%, B 22%, C 2%, D 4% H26(2014) S 22%, A 50%, B 22%, C 3%, D 2% H25(2013) S 22%, A 63%, B 9%, C 2%, D 5% H24(2012) S 25%, A 74%, B 0%, C 0%, D 2% H23(2011) S 32%, A 62%, B 6%, C 0%, D 0% H22(2010) S 32%, A 49%, B 12%, C 3%, D 4% |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/04/12 12:44:44 |