科目名[英文名] | |||||
住環境構造学 [Housing Structure] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 01EN3222 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
北川 洋 [KITAKAWA Yoh] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
生物資源〜木材の主要な用途の一つが建築である。そのうち特に住宅は、日本ではその大半が木造で建てられている。そうした身近なものでありながら、小学校以来の学校教育ではまとまって学ぶ機会がない。一方で、建築という行為は、およそ社会のあらゆる事柄と関わり合いがあり、もっとも総合的なものといっても過言ではない。ここでは、なるべく具体的な事柄と関連づけながら、その概要と基礎知識を学ぶ。 |
到達基準 |
建築(住宅)に必要な基礎知識〜(1)図学・(2)建築構造(構法)・(3)建築環境・(4)建築計画・(5)設備計画・(6)建築法規・(7)建築史など〜を最低限理解し、身に付けている。 |
授業内容 |
第1回 プロローグ 内容の紹介と、「建築とは何か?」について考える。 第2回 製図と図学 設計の具体的な作業である製図の基礎としての図学(図法)の概略と、簡単な演習 第3回 建築環境学 建築に関わる外的・物理的要因〜建築環境〜温熱・光(採光)・音・気候(風雨・寒暖)等について 第4回 建築構造 木造その他の構造の特質と違い、構造設計の概略 第5回 木構造と構法 木構造のうちの伝統構法と在来構法、2×4などの詳細について 第6回 建築計画学 モノの大きさや空間のスケール、平面と立体、動線〜人の動きなどについて 第7回 建築法規 建築に関わる法規(建築基準法その他)について 第8回 見学会 木造建築(主に住宅)の実例を見学する(たてもの園) 第9回 建築史(住宅史)の流れ 主に日本における住宅の伝統と変遷 第10回 世界の木造建築 住宅を中心にした海外の木造建築の紹介 第11回 世界の木造建築(2) 同上(続き) 第12回 建築設備について 建築設備と設計に関わる諸課題について 第13回〜第15回 住宅設計の実例と簡単な演習 ※順序、及び内容は状況により適宜変更することがある。 |
履修条件・関連項目 |
簡単な演習を行うので、定規・コンパスなどが必要になる。 |
テキスト・教科書 |
特にテキスト等はないが、必要に応じてその都度資料を配付する。 |
参考書 |
参考書は第1回目及び適時に紹介する。 |
成績評価の方法 |
簡単な演習や課題(原則講義時間内)によって評価する。 出席は基本的にはとらない。 |
教員から一言 |
建築(住宅)と関わりのない人はいないと思うので、少しでも興味があったら、是非受講して欲しい。将来どこかで役に立つと思う。 |
キーワード |
建築、設計、住宅、木造 |
オフィスアワー |
講義時間内のみ。その他での対応を希望する場合は、メールで連絡すること。(kitakawa@(アットマーク)cc.tuat.ac.jp) |
備考1 |
一方的な講義ではなく、双方向のやり取りを重視するので、積極的な参加を期待する。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/09/18 9:18:24 |