科目名[英文名]
環境資源科学特別講義Ⅵ   [Special Lecture on Environmental Sciences and Natural Resources VI]
区分   選択必修   単位数 0.5 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01EN3233
責任教員 [ローマ字表記]
玉置 雅紀, 伊豆田 猛   [IZUTA Takeshi]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
この講義は、以下の日時と教室で行います。
講義日: 2018年 11月26日 (月) 14:45〜19:45
講師: 玉置雅紀 先生
国立研究開発法人国立環境研究所 福島支部環境影響評価研究室 主席研究員
教室: 1号館 1階 1-11教室 (府中キャンパス)

この講義では、放射線による生物・生態系に対する影響についてわかりやすく説明します。特に、福島第一原発事故を例として、飛散した放射性セシウムの森林や河川などの環境中での動態、放射線による野生生物への影響、住民避難による生態系への影響について概説します。
到達基準
原発事故により生物にどのような影響が出るのかについて、多面的に理解する。
授業内容
1. 放射性物質とは?その基準値と根拠
2. 放射性物質の環境中での動態について
3. 放射線による生物影響
4. 放射線による生物・生態系への間接影響について
履修条件・関連項目
履修条件: 特になし
関連項目: 放射線生物学
テキスト・教科書
当日はパワーポイントスライドにて講義を行います。
スライドの当日配布はしませんが、後日、講義内容のスライドをPDFにして、
指定のホームページより閲覧、ダウンロードできるようにします。
参考書
Studies on Radiation Effects from the Fukushima Nuclear Accident on Wild Organisms and Ecosystems.
Global Environmental Research, 1&2, 73-82.
http://www.airies.or.jp/journal_GlobalEnvironmentalResearch_201705291027585.html
成績評価の方法
レポートの成績で評価する(100%)
教員から一言
福島第一原発事故に由来する放射性物質は、放射線による直接的な影響と
住民が避難することによる間接的な影響で、生物・生態系に大きな影響を与えています。この講義を通して、正しく放射線の生物影響等について理解し、今後、同様な事故が起きた場合にどのように対処すれば良いのかを考えてみましょう。
キーワード
福島第一原発事故、放射性セシウム、放射線、生態系、野生生物
オフィスアワー
質問等がある方は、メール(mtamaoki@nies.go.jp)でご連絡ください。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.nies.go.jp/fukushima/index.html
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/05/14 14:30:49