科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科, 共同獣医学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001a | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
藤井 義晴 [FUJII Yoshiharu] | |||||
所属 | 感染症未来疫学研究センター | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
「アレロパシー」 アレロパシーや生態系調和型農業について学ぶ。講義は双方向型とし、講義のあとで、受講者にいろいろな地域における生物生産資源の状況、今後有力と思われる作物や栽培方法などについて発表してもらう。地域に特有の植物の機能を利用した農業、とくにその技術について学ぶ。 |
到達基準 |
・アレロパシーについて理解する。 以下は希望により講義する: ・持続的農業とその基礎になる農業生態学を理解する。 ・農薬の機能、作用機構と毒性・安全性、新しい農薬とその代替方向について理解する。 ・有機農業、有機農産物の安全性と問題点について理解する。 ・有機化学の基礎の復讐(農薬やアレロケミカルの講義の理解に必要最小限の天然物有機化学) ・侵入・導入植物のリスクと利益について理解する。 ・利益のある有用な資源植物の導入について理解する。 |
授業内容 |
0) イントロダクション、講義の進め方の相談。希望を聞きます。 講義は集中して行います。概略は下記のとおり。 1) アレロパシー 1回目(概略、生物検定法) 2) アレロパシー 2回目(アレロケミカルの同定法) 3) アレロパシー 3回目(被覆植物による実用的技術) 3') (希望により)植物園、高尾山等での植物採取 4) 導入植物と在来植物、世界の植物の探索 5) 侵略的外来種に対するリスク評価 6) アレロパシーの強い地域在来種の紹介、ムクナとヘアリーベッチ 7) 学生たちによる発表会の進め方、見本の発表 8) 学生たちによる発表会の実施 |
履修条件・関連項目 |
なし |
テキスト・教科書 |
適宜プリント、必要資料を配布する |
参考書 |
Allelopathy New concepts and Methodology, Ed. Fujii and Hiradate, Science Publisher, 2007 「植物たちの静かな戦い、化学物質があやつる生存競争」、藤井義晴、化学同人 2016 |
成績評価の方法 |
出席率(70%)、レポート・発表(30%) |
教員から一言 |
講義、座学だけではなく、野外での観察、植物採取、実験を行いたいと思います。わたしはあと2年で定年なので、アレロパシーの研究に興味のある学生さんには、これまでに学んできたことをできるだけお伝えしたいと考えています。 |
キーワード |
農業生態学、農薬、有機農業、郷土植物の利用、外来植物のリスクと管理、アレロパシー |
オフィスアワー |
15:00~19:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://www.niaes.affrc.go.jp/techdoc/inovlec2004/1-3.pdf |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/05/23 17:19:12 |