科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 共同獣医学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001b | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 哲也 [YAMADA Tetsuya] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 6-406 | メールアドレス |
概要 |
1年次学生を対象として、担当する教員が用意した特定のテーマについて少人数で行うゼミ形式の授業です。大学入学までの教育で学んできた主として受動的な知識の蓄積型学習方法から脱却し、大学において自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法を身につけるとともに、その中で文章読解力、作成力、表現力やコミュニケーション能力の育成も目指していきます。 また、学科を越えた農学部教員と交流しながら、大学生としての自覚や人格の形成、さらに社会人として活躍するうえでの基本的なマナーなどについても学ぶことを期待します。 【担当教員より】 品種改良(育種)の歴史は古く、人類は農耕の発祥とほぼ同時に、作物や家畜などの改良を行ってきたと考えられています。また、1900年に「メンデルの法則」が再発見されてから100年余りの期間に、近代育種学が急速に進歩し、数多くの「品種」が生み出されてきました。今日、私たちは、それらの品種を毎日のように利用し、多大な恩恵を受けています。しかし、それらの品種が開発された背景や歴史について、詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか? 今後、農業関連の諸分野で活躍される皆さんにとって、品種との関わりは、より密接になるものと思われます。そこで、本ゼミでは皆さんに、1)これまでに育成されてきた品種の中から特に世界を変えるほど画期的だった品種を見つけ、2)その品種が開発された背景や歴史などを文献やインターネットなどで調査し、3)その内容をパワーポイントで発表、議論してもらうことで、品種に対する認識を深めてもらうことを目的とします。「世界」と言っても、「〜の世界」で構いません。例えば、牛丼の世界を変えた「きらら397」、競馬の世界を変えた「サラブレッド」、日本酒の世界を変えた「山田錦」など。また、品種の違いを体験する機会を設け、品種をより身近に感じてもらいたいと思います。 |
到達基準 |
・自らが問題意識をもち、自主的に勉学する方法が身についたか。 ・自ら設定したテーマについて情報を収集し、それらをまとめ、的確な用語やイラスト(ビジュアルエイド)を駆使して相手に伝えるプレゼンテーションの方法を修得することを目的とします。 |
授業内容 |
第1回 ガイダンス(講義内容の説明など) 第2回 発表課題と調査内容の決定 第3回〜第5回 1回目のプレゼンテーション 第6回 品種の違いを知る(1) 第7回〜第9回 2回目のプレゼンテーション 第10回 品種の違いを知る(2) |
履修条件・関連項目 |
自学科の教員が担当しているゼミは履修できません。 履修希望調査をもとにクラス編成を行います。編成後に決定したゼミを履修すること。 【担当教員より】特に指定しません。 |
テキスト・教科書 |
特に指定しません。 |
参考書 |
小林ひろみ・小林めぐみ 訳「アカデミック・プレゼンテーション」(朝倉書店)、宮野公樹 著「学生・研究者のためのPowerPointスライドデザイン」(化学同人) |
成績評価の方法 |
出席重視(1/3以上欠席した場合は単位を認定しません) 【担当教員より】授業への参加度(50%)と2回目のプレゼンテーションの内容(50%)で評価します。 |
教員から一言 |
キーワード |
植物、育種、品種 |
オフィスアワー |
質問や相談は随時受け付けます。E-mailでの対応も可能です。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/12 18:53:07 |