科目名[英文名] | |||||
農学基礎ゼミ [Basic Seminar of Agricultural Science] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 1.5 | |
対象学科等 | 生物生産学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科, 共同獣医学科 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01FY0001n | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
川出 洋 [KAWAIDE Hiroshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
科学的な思考とは?論理的な思考とは? 大学での教育研究は,答えを当てる問題を解くのではなく,自分で問題を考えて答えを導くことを学びます.その基礎として自分で考え,答えを検証する作業を一緒に取り組んでいきましょう. |
到達基準 |
ゼミの中で判らないことを考えて,質問することができる。 科学的思考力の基礎を身に付けられること(論理的な考え方に基づいた質問など)。 プレゼンテーションの際に,元気な発表ができること。 |
授業内容 |
生命現象の根底には,さまざまな物質の働きがあります.例えば遺伝子の本体はDNAですが,これは核酸と呼ばれる【塩基―糖―リン酸】から構成されていますし,生体反応を触媒する酵素はタンパク質ですが,これはアミノ酸が連なった分子量が巨大となった物質です.生物は,核酸やタンパク質だけでなく,分子量が500以下の小さな有機化合物が生命の活動に大切な役割を果たしています.特にホルモンやビタミンが代表的な低分子の生理活性物質です. 今回の基礎ゼミでは、植物の生長を制御する低分子有機化合物=植物ホルモンについて一緒に学んでいきましょう。植物ホルモンは、日本においては非常にレベルの高い研究がたくさん行われていて、多くの日本人研究者が新しい植物ホルモンを発見したり、植物体内でどのように作られていくのかを解明したり、受容と情報の伝達機構を明らかにしたりと、今一番ホットな研究分野です。私の研究室でもホルモンに似た新しい物質がコケ植物に存在していたりするので、その実態を解明しようと研究を行っています。 ゼミ(ゼミナール)とはどういうものか?を、私の研究グループの学生諸君の実際のゼミに参加したり、キャンパス内の植物の生長を観察したりしながら植物ホルモンのひみつを解き明かしてみましょう。 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
生理活性物質化学,天然物化学 |
成績評価の方法 |
講義中で質疑応答に参加すること,プレゼンテーションへ至るまでの努力・意欲 |
教員から一言 |
キーワード |
化学と生物 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/23 17:16:06 |