科目名[英文名] | |||||
比較行動学 [Ethology] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 01RN3254 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
武田 庄平 [TAKEDA Shohei] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
比較行動学は、Ethologyの日本語訳の一つで、Ethologyは、ドイツ語の VergleichendenVerhaltensforschungあるいはEthologie の英語訳です。ドイツ語に忠実に日本語訳すれば、比較(Vergleichenden)行動(Verhaltens)研究(Forschung) となります。本講義では、動物行動研究のみならず、人をも含めた多彩な行動研究へと展開されつつある比較行動学をベ-スに比較認知科学の基本的枠組みの理解を目指します。 |
到達基準 |
比較行動学のコンセプトと歴史を理解し、行動研究の現代的理解を得る。 |
授業内容 |
比較行動論の歴史的展開としての現代的な認知行動研究を、主として比較心理学、比較認知科学(心理学)との関連から探ってゆこうと考えています。 とりあえずは、以下に挙げるような話題に絡んだ内容を提供してゆくつもりです。順不同です。 1)比較行動論の歴史 Konrad Lorenz,N.Tinberghen,W.H.Thorpe,K.v.Frisch,I.Eibl-Eibesfeldtらに代表されるEthologyの著名な研究及び研究の発想について概観します。 2)比較行動論の目的と方法(Aims and Methods in Ethology) N.Tinberghenが1980年代に、Ethology研究の目的と方法論とについての提唱に基づく比較行動学の基本的な研究姿勢について理解を深めます。 3)比較行動研究の現代的展開 Ethologyは、動物研究からスタ-トしたが、今や人間を含む全ての動物を研究対象としています。その今日的意義と研究の展開について、特に比較認知科学を中心として議論を行いたいと考えています。 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
随時紹介します |
成績評価の方法 |
出席と試験を総合的に評価(出席30%、試験70%の比率で総合評価)。 毎回出席をとります。1単位科目ですので全講義回数を8回と仮定して、出席回数が全体の2/3未満(つまり6回未満)の学生は成績評価の対象とはしませんので、あらかじめ了解しておいて下さい。 |
教員から一言 |
キーワード |
比較行動研究,エソロジ-の目的と方法,比較認知科学 |
オフィスアワー |
takeda@cc.tuat.ac.jpにメイルして下さい |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://www.tuat.ac.jp/~hikaku/index.html |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/01 13:49:18 |