科目名[英文名]
水利施設工学   [Irrigation Facilities Engineering]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 3  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01RN3271
責任教員 [ローマ字表記]
加藤 亮, 向後 雄二, 御手洗 義夫   [KATO Tasuku, KOGO Yuji, MITARAI Yoshio]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
加藤および非常勤講師(御手洗先生) 担当部分:
貯水ダム・頭首工・用排水路などの水利施設の機能に関する部分

向後担当部分:
貯水ダム・頭首工・用排水路などの水利施設の構造・設計に関する部分
到達基準
 農業水利施設の設置目的や水理学的機能、構造的機能に関する一般的な知識を持つこと。
授業内容
水利施設の機能(加藤および御手洗先生)

・管路の流れ   : Darcy-Weisbachの式、層流、乱流 
・貯水ダム   : ダムの種類、ダムの目的、ダムの管理
・頭首工   : 頭首工の位置、頭首工の構成、固定堰、可動堰、沈砂池、魚道
・用水システム  : 用水システムの構成要素、開水路、管水路、分水施設、調整施設
・排水システム  : 排水の対象、地区排水、洪水排水と常時排水、排水路、排水樋門、
          排水機、圃場排水、地表排水、地下排水


水利施設の構造・設計

・貯水ダムの構造・設計:貯水ダムの分類と特徴、立地条件、位置選定
            設計洪水流量算定と貯水容量、フィルダムの築堤材料
            堤体のゾーニングと基本断面設計、安定解析、洪水吐,
            取水施設など
            重力ダムの基本断面設計、施工、管理と挙動計測
・取水施設の構造・設計:固定堰の堰体の断面設計,透水性地盤上の固定堰、
            可動堰の構造・設計
・用排水路の構造・設計:パイプラインの分類とパイプに作用する荷重
履修条件・関連項目
水利システム工学,水理学,構造力学,地盤工学を履修していることが望ましい。
テキスト・教科書
特に定めない。
参考書
農業土木ハンドブック(農業土木学会編)
成績評価の方法
試験結果70%と出席状況30%から評価する。
教員から一言
キーワード
水利施設,頭首工,用水システム,排水システム,コンクリート工学
オフィスアワー
 随時、メールで対応する。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/07/30 20:10:02