科目名[英文名] | |||||
CAD設計演習 [Computer-Aided Design Practice] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 3~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 01RN3319 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
中島 正裕, 東城 清秀, 木村 了 [NAKAJIMA Masahiro, TOJO Seishu, KIMURA Ryo] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本演習は景観設計製図(担当:木村,非常勤)、CAD演習(担当:中島)、機械設計製図(担当:東城)、の3つで構成されている。まず、手書きによる設計製図の基本を身につける。ついで、CADの基本操作を習得した上で、鉄筋構コンクリート造物や機械部品などの製図をCADを使用して行なう。これら一連の演習を通して、農業工学分野で必要な製図の基礎技術を身につけることを目的とする。 ※主に「農業環境プログラム」と「環境修復工学プログラム」の履修者を対象とした演習内容です。 1.設計製図(第1〜8回)の概要と目的: 実社会で通用する基本的な設計製図のノウハウを習得する。授業では製図の基本を学んだ後、実際の設計に模した作業(現地調査、分析、ゾーニング、基本設計、製図)を行うことで基本的な設計知識と表現(製図)手法を身につける。 2.CAD演習(第9〜12回)の概要と目的: CAD(COMPUTER-AIDED DESIGN)ソフトの使い方および製図のルールを習得する。また、製図に至るまでのプロセス(構造設計の方法など)に関する基礎的事項を習得する。 3.機械製図(第13〜15回)の概要と目的: JISに基づく機械製図の基礎理論を理解し、機械の製図法と読図法を習得する。 |
到達基準 |
授業内容 |
1.景観設計製図: 第1回:製図基本練習 (文字・線の描き方) ※教室:2-23 第2回:製図基本練習 (形を描:機械製図) ※教室:2-23 第3回:設計演習 (計画地の分析) ※教室:2-多目的教室 第4回:設計演習 (ゾーニング・基本構想) ※教室:2-23 第5回:設計演習 (基本計画) ※教室:2-23 第6回:設計製図演習 (基本設計) ※教室:2-23 第7回:設計製図演習 (基本設計) ※教室:2-23 第8回:設計製図演習 (基本設計と講評) ※教室:2-23 2.CAD演習: 第9回 CADの基本操作の学習 ※教室:2-109 第10回 CADの基本操作の学習 ※教室:2-109 第11回 構造設計製図のプロセスの理解 ※教室:2-109 第12回 ボックスカルバートの製図 ※教室:2-109 3.機械設計製図 第13回 投影法 ※教室:2-109 第14回 寸法と寸法公差 ※教室:2-109 第15回 機械要素の設計・製図 ※教室:2-109 |
履修条件・関連項目 |
履修条件:本演習においては応用力学、土質力学、構造解析学を履修していることが望ましい。もし、履修していない場合は、中島にご相談ください。 |
テキスト・教科書 |
1.景観設計製図:毎時間、必要なプリントを配布する。 2.CAD演習:ドリルで学ぶJw_cad 第4版 日経BP社 |
参考書 |
景観設計製図の参考書: 「ルーラル・ランドスケープ・デザイン」(進士五十八著、学芸出版社) 「わかりやすい造園実務ポケットブック」(木村了著、オーム社) 「造園詳細図集」」(木村了著、オーム社) |
成績評価の方法 |
1.景観設計製図:出席率(15点)、授業態度(10点)、課題提出(25点) 2.CAD演習:ボックスカルバートの製図(25点) 3.機械設計製図:課題提出(25点) 1〜3を総合評価(100点満点)する |
教員から一言 |
1.景観設計製図担当(木 村): 実社会で「使える人間」としての基本的作業を身に付ける授業である。最近は知識先行型の大学生が基本的技術・基本知識を身につけな いで就職し、非常に苦労する現状がある。社会人として恥ずかしくない程度の基本的技術を本授業で身につけて欲しい。受講期間が短いため積 極的に授業に臨む姿勢が必要とされる。 2.CAD担当(中島): CADは、土木・建設業界のみならず、機械、インテリア、アパレルなど幅広い業界で求められている技術です。しかし、CADはあくまでも図面を効率的かつ迅速に作成するための道具に過ぎません。製図の根底には表現したい思想やコンセプトが必要であり、また、それらを具体的に設計するためには構造計算や読図の能力も必要です。CADによる製図とともに、製図作業に至るまでのこうしたプロセスについても学んでもらいたい。 3.機械製図担当(東城) もの作りの基本は何かをイメージすることから始まります。そのイメージを具体的な3次元の形に整えていく過程が設計であり、製図です。製図力と読図力が備わると、そこから新たな創造が展開できます。その過程で必要な知識と技術の修得を目指します。 |
キーワード |
農村景観,景観論,施設設計,COMPUTER-AIDED DESIGN,製図基準,配筋図,ボックスカルバート |
オフィスアワー |
中島: masa1021@cc.tuat.ac.jp |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/10/01 10:12:43 |