科目名[英文名]
生涯スポーツ実技   [Sport & Physical Activity (Practical)]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01SP0403a
責任教員 [ローマ字表記]
下田 政博, 田中 秀幸, 山田 美絵子   [SHIMODA Masahiro, TANAKA Hideyuki, YAMADA Mieko]
所属 農学部 研究室 スポーツ健康科学棟  メールアドレス

概要
スポーツは個々人の自由な自発的欲求に基づくものであり,社会生活においてスポーツを楽しむことは単に「する」だけにとどまらない.オリンピック・パラリンピックやワールドカップを観戦したり,子供の運動会で応援するなど,スポーツを「みる」楽しさもある.さらに,職場や地域で健康づくりイベントを企画運営したり,指導者やボランティアとして協力するなど,スポーツを「ささえる」側に立って楽しみを分かち合うこともある.
 スポーツは,個々人のより高く豊かな生活の質を実現することに役立ち,その楽しみ方や関わり方が個々の体力レベルやライフイベントにより生涯を通して変容していくものである.本科目では,多彩なスポーツや身体運動の実施を通して,社会生活における生涯スポーツの役割に対する理解を深める.
到達基準
生涯スポーツに関する知識や技術を修得し,生涯にわたる創造的余暇活動の実践能力を身に着けることを目指す.具体的には,
1)個々の身体特性に合致した継続可能な運動処方プログラムを作成し,正しい方法でエクササイズを実践できるようになること
2)スポーツの文化・社会的理解を深め,特定のスポーツに対する偏見をなくし,多様な楽しみ方ができるようになること
3)独自にスポーツを創造(あるいは改良)し,その方法やルールを指導し,ゲームを運営できるようになること
などである.
授業内容
上記に基づいて複数のクラスがおかれ,学生は1つのクラスを選択・受講する.
第1週のオリエンテーション(体育館)で各クラスの概要(種目や場所等)が説明されたのち、クラス編成を行う.基本的に希望クラスでの履修となるが、クラスの定員を超えた場合は他クラスに移動することがある。
なお、今年度の開講クラスは以下のとおり.
クラス1:プレルボール・バウンドテニス・バレーボール
クラス2:インディアカ・ソフトボール
クラス3:ソフトラクロス・ネオホッケー
履修条件・関連項目
各学科毎に指定された曜日・時限内で履修すること.クラスによって授業場所が変わるので,教員の指示のもとで適切なシューズを必ず用意すること(ジャージやシューズの貸出はしません).
テキスト・教科書
各種目の概要やルールおよび安全管理の方法等については印刷して配布することがある.
参考書
特に指定する参考書はないが,受講した種目に固有な技術や戦術を解説した図書を読むことを薦める.
成績評価の方法
この授業では,欠席回数が3回以下であることが,単位修得要件となります。

成績評価は,実技点と平常点の合計点(100%)により行ないます。
1.実技点(55%)
 評価の観点は、技能と受講態度の2つがあります。技能は単に習得した技術レベルだけでは判断せず,個人の技能やルール・審判法等の理解,試合やゲームの運営能力が向上したかどうかを評価します。受講態度は運動実践に対する積極性・自主性,用具の適切な扱い方,他者との協調性などを評価します。

2.平常点(45%)
 定期的な身体運動実践の達成度を評価します。心身のコンディションを整え,毎回の授業を通じて主体的に身体運動を行いましょう。
教員から一言
授業当日の心身状態や服装が不適切な場合,実技への参加を認めないことがあります(履修案内,スポーツ健康科学科目の項を参照).なお,シューズについては体育館では体育館専用のシューズ,テニスコートではテニスシューズ(メーカー指定なし)を着用すること.
スポーツの楽しみ方は様々です.生涯を通じたスポーツとのつきあい方を考えていきましょう.
キーワード
スポーツ実践,余暇の創造的利用,社会的役割,リーダーシップ,チームワーク
オフィスアワー
可能な限りいつでも対応するが,あらかじめメールでコンタクトを取ることが望ましい.
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/10/01 16:18:09