科目名[英文名]
日本国憲法   [The Constitution of Japan]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等 生物生産学科, 応用生物科学科, 環境資源科学科, 地域生態システム学科  対象年次 1  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 01SS0211b
責任教員 [ローマ字表記]
神尾 将紀   []
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
憲法(学)の意義たる立憲主義(人権保障のために国家権力を制限すること)、および、それに立脚する日本国憲法上の基本原理を確認したのち、日本国憲法上の基本的人権をめぐる問題を中心に講義する。
到達基準
憲法学の基礎知識の習得を踏まえ、現代社会における憲法問題(人権問題・政治問題)を認識する力を養うことにより、それを憲法的視点から考察できることとする。
授業内容
第1回  ガイダンス
第2回  立憲主義と日本国憲法
第3回  日本国憲法の誕生と基本原理
第4回  外国人と参政権
第5回  プライバシー権と個人情報保護
第6回  自己決定権と医療
第7回  法の下の平等と家族生活(1)
第8回  法の下の平等と家族生活(2)
第9回  思想・良心の自由と日の丸・君が代
第10回 信教の自由と世俗的義務の衝突
第11回 政教分離原則と戦没者慰霊
第12回 表現の自由と市民生活
第13回 平和主義と自衛隊(1)
第14回 平和主義と自衛隊(2)
第15回 期末試験[1月23日(水)1時限に実施予定]
*「授業内容」については、授業の進み具合などにより、変更の余地があるので、この点につき、了承願いたい。
履修条件・関連項目
地歴公民科の知識を有していること。
テキスト・教科書
授業テーマごとに、授業レジュメ・授業資料を配布する。
参考書
芦部信喜『憲法』(第6版、岩波書店、2015年)、『ポケット六法 平成31年度版』(有斐閣、2018年)。その他、授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法
期末試験(100%)[期末試験は、筆記試験で、100点満点中、その得点が、原則として、90点以上を「S」、80点台を「A」、70点台を「B」、60点台を「C」、60点未満(および試験欠席)を「D」(不合格)とする]。
*出席回数が授業回数の3分の2に満たない履修者は、期末試験の受験資格を失うものとする[なお、授業開始後15分以上の遅刻は、欠席したものとみなす]。
教員から一言
日々の新聞やニュースを見て、実社会での憲法問題に留意すること。
キーワード
日本国憲法、憲法、人権
オフィスアワー
授業後に、教室で応対する。
備考1
授業レジュメ・授業資料の該当箇所を読み、予習復習に努めること。
備考2
参照ホームページ
・「学習管理システム」https://lms-2.tuat.ac.jp/moodle/ [授業レジュメ・授業資料の配布先]・「e-Gov法令検索」http://elaws.e-gov.go.jp/ [法令の検索・閲覧]
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/09/10 14:21:03