科目名[英文名] | |||||
小動物外科学実習・応用編 [Small Animal:Applied Practice in Veterinary Surgery] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 4~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 01VN4410 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
福島 隆治, 田中 綾, 清水 美希 [FUKUSHIMA Ryuji, TANAKA Ryo, SHIMIZU Miki] | |||||
所属 | 農学部附属家畜病院 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
概要:外科手術の対象となる疾患は増加傾向にあり、かつ手術の適応範囲も拡大しつつある。外科手術で重要なことは、その疾患が手術適応であるかどうかを診断・決定し、さらにそれらに対する最良の手術方法を選択することである。そのため、本講義では各疾患の病態の把握、適応症の判定、手術方法の選択、術後の管理等の幅広い修得に力点を置いて言及する。 目的:外科手術に際しては多岐にわたる学問分野の知識と技術が要求される。本授業ではそれらを包括した外科手術の知識技術をマスターさせることにある。 |
到達基準 |
授業内容 |
2018年度は現在、調節中です。 以下は2017年度の実績です。 第1回(10月3日)-福島-ガイダンス・精巣摘出術-ビデオ使用-精巣の解剖学・精巣摘出手術の術式の講義 第2回(10月10日)- 福島-精巣摘出術-生体使用-(雄4頭)-精巣摘出(4頭)の実施(生体) 第3回(10月17日)- 田中-整形外科-講義(ビデオ)-整形および神経外科手術に使用する器具、手術ビデオ(椎間板ヘルニアか関節外科)あるいは整形外科手術の手術準備法 第4回(10月24日)-田中-整形外科-講義と実習-生体使用(ビーグル実習犬4頭、切開なし)-整形外科手術の手術準備法の(講義と)実習 第5回(10月31日)-田中-整形外科-講義と実習(骨模型使用)-骨折治療法についての講義、骨模型を用いたプレート整復術の実習(4班に分かれて) 第6回(11月7日)-福島-脾臓摘出術・骨髄穿刺術-ビデオ使用-脾臓摘出術と骨髄穿刺が適応となる疾患について学び、その術式を理解することを目標とする 第7回(11月14日)-田中-泌尿器疾患-講義、ビデオまたは手術中継-各種泌尿器系の手術の術式について学習する 第8回(11月28日)-田中-泌尿器疾患-生体使用(ビーグル実習犬)切開はなし-各種泌尿器系の手術の術式について学習する 第9回(12月5日)-福島-肝臓疾患-ビデオ使用-肝臓の外科手術に関して講義し、実際の手術のビデオをみて理解する 第10回(12月12日)-福島-胃腸管疾患-縫合モデル使用-消化器系の外科の適応と術式について講義し、腸管縫合の手技に関してモデルを用いて練習する 第11回(12月19日)-田中-胸部疾患-講義、ビデオまたは手術中継-各種開胸手術の手術の術式について学習する 第12回-(1月9日)-田中-胸部疾患-生体使用(ビーグル実習犬)切開はなし-各種開胸手術の手術の術式について学習する 第13回(1月16日)-福島-卵巣子宮摘出術-講義-子宮卵巣摘出術の術式と術後管理の要点について講義する 第14回(1月23日)-福島-卵巣子宮摘出術 (雌4頭)-ビーグル犬を用いて実際に卵巣子宮摘出術を実施するとともに、腹腔内の主要臓器を観察する 第15回-(1月30日)-福島-テスト-筆記試験90分 |
履修条件・関連項目 |
■解剖・生理の知識が必須。 ■関連科目:家畜外科学総論、家畜外科学実習、獣医放射線学、臨床病理学 前期で麻酔や基本的な技術はマスターしているものと考えています。自信のない者はよく復習、練習しておくこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じてプリントを配布、またはデータをWEBにUP |
参考書 |
●幡谷正明他著「家畜外科学」金原出版 ●獣医麻酔外科学会編「獣医麻酔の基礎と実際」学窓社 ●竹内 啓他編「獣医外科手術」講談社 ★なお洋書・翻訳書は授業で紹介 |
成績評価の方法 |
出席率80%で試験を受験可能 成績評価は各担当教官別に行う学期末毎の筆記試験の合計(80%)と、出席率(20%)による 実習の内容・性格上、全出席が望ましい。8割以上の出席回数をもってテストの受験資格とする。採点に関しては出席回数(出席点)を考慮に入れる。 順番は第10回目と11回目をのぞき、入れ替わることがある。 |
教員から一言 |
■解剖、生理など基礎科目の蓄積が大切。 ■授業内容を骨格にして、血肉は自習によりつけることが大切。 ■より詳細な情報は図書館の関連図書を参照すること。 ■講義資料を中心に授業をすすめるので、必ず出席すること。出席を評価に反映。 ■講義の内容や進め方に対する注文、感想、希望などのコメントを受理し対応。 |
キーワード |
外科学各論 外科学総論 外科治療学 外科解剖学 外科診断学 |
オフィスアワー |
動物医療センター 10:00-17:00 呼び出し |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/06/30 13:40:40 |