科目名[英文名] | |||||
現代宗教論 [Religion Studies] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 020002 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
三浦 周 [MIURA Shu] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
「宗教」からさまざまな現代問題に迫ります。教員として必須な一般教養として「宗教」を学ぶことで、さまざまな思想信条をもった生徒への理解につなげます。 教養審第三次答申で今後特に教員に求められる具体的資質能力の例としてあげられた、考え方や立場の相違を受容し多様な価値観を尊重する態度を養います。 また、教会や寺院など宗教施設がいつの時代においても知の中心であり、教育の場であった歴史を考えます。 |
到達基準 |
「教職課程の教育内容・方法等については、平成9年の教養審第一次答申や平成11年の教養審第三次答申において、様々な改善・充実方策を提言しており、変化の激しい社会状況や子どもの多様化等を考慮すると、教員には、これまで以上に広く豊かな教養を身に付けていることが求められています。教育の基礎的理解に関する科目等に準じる科目として学び、幅広い視点から社会問題を捉えることで、子どもが生きる地域社会の実態を把握する力を育成します。また、「宗教」通して社会おける諸問題を深く理解し、学習指導要領(最新版)における「生きる力」の核となる正義や公正、人権尊重、基本的な倫理観、社会貢献、異文化理解、他者との共生や異質なものへの寛容に関する知識を学びます。教員として豊かな人間性を高めることで、生徒の「生きる力」をよりいっそうはぐくむ力を身に着けることを目指します。 |
授業内容 |
第1回:オリエンテーション 講義のすすめ方、講義全体のながれ、評価方法を説明します。 第2回:宗教の見方① 日常/非日常について考えます。 第3回:宗教の見方② 宗教の分類を確認します。 第4回:宗教の世界観① 儒教・道教 儒教・道教のポイントを概説します。 第5回:宗教の世界観② (ユダヤ教)・キリスト教・イスラーム (ユダヤ教)・キリスト教・イスラームのポイントを概説します。 第6回:宗教の世界観③ 仏教・神道 仏教・神道のポイントを概説します。 第7回:禁忌(戒律) 「〜してはならない」「〜しなくてはならない」について考えます。 第8回:儀礼(芸能)非言語領域と身体動作について考えます。 第9回:美術(絵画・彫刻・建築)不可視なものの可視化について考えます。 第10回:呪術(おまじない) 呪術の合理性について考えます。 第11回:伝説(怪談)「語る」ということについて考えます。 第12回:コンテンツ化する宗教①(小説・マンガ)近代的自我、消費される宗教について動画を視聴しながら考えます。 第13回:コンテンツ化する宗教②(映画・アニメ) 物語と現実の相互補完について動画を視聴しながら考えます。 第14回:正と死 尊皇攘夷とテロリズム ナショナリズムについて考えます。 第15回:生と死 魂のゆくえ 理想郷の描かれ方について考えます。 定期試験 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
なし。講義時に毎回プリントを配布します。 |
参考書 |
講義時に提示します。 |
成績評価の方法 |
期末試験レポート100% |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/07/31 10:34:49 |