科目名[英文名] | |||||
哲学 [Philosophy] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 020010 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
布施 元 [FUSE Motoi] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
この講義では、哲学と他の諸学問との関係や現代社会とのかかわりに触れながら、哲学についての問題意識を触発し、また、哲学史的な基礎知識の習得も考慮に入れながら、現代的視点から哲学の諸問題にアプローチします。 |
到達基準 |
上記の概要で示したような過程を通じて、①哲学に関する基礎用語を理解し、②それを駆使しつつ、現代に生きる私たちの通念やその自明性を問い直す態度を身につけるとともに、③現代において人間と社会と自然が連関するなかで生じている諸問題や諸課題、また模索されている解決策について、多元的・多角的に思考し判断する力を養うことを目指します。 |
授業内容 |
■ 哲学への導入 ■ 人間とは何か ■ 近代の世界観 ■ 合理主義と経験主義 ■ 心身問題 ■ 意志の自由と決定論 ■ 近代の社会観――市場経済・国民国家・市民社会 ■ 個人と共同体 ■ 人間中心主義と自然中心主義 ■ 持続可能な社会と共生社会 ■ 全体の総括 |
履修条件・関連項目 |
とくにありません。 |
テキスト・教科書 |
テキストとして、尾関周二『環境思想と人間学の革新』(青木書店、2007年)を使用します。 毎回、レジュメや関連資料を配布し、参考文献を提示します。また、哲学の諸問題を扱った映像資料を活用します。 |
参考書 |
参考文献として、以下のものを挙げておきます。 尾関周二・武田一博編『環境哲学のラディカリズム――3.11をうけとめ脱近代へ向けて』(学文社、2012年) |
成績評価の方法 |
以下の評価基準に基づき総合的に評価し、60%以上を合格とします。 ①出席状況(30%) ②講義の際に提出する感想・意見(20%) ③期末レポート(50%) |
教員から一言 |
哲学は、最も古い学問であると同時に、時代の先端の問題をラディカルに考える学問です。そしてまた、哲学は、人間と社会と自然をめぐるあらゆる学問分野にかかわる魅力的な学問です。 |
キーワード |
現代、近代、環境、生命、共生、人間 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/09 13:57:38 |