科目名[英文名]
体力学実技   [Physical Fitness Exercise (Practical)]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 020405
責任教員 [ローマ字表記]
福本 寛之, 岩見 雅人, 奥村 基生   [FUKUMOTO Hiroyuki, IWAMI Masato, OKUMURA Motoki]
所属 工学部 研究室 12号館426室  メールアドレス

概要
豊かで健全な大学生活を支える身体を自己管理するための知識と実践の方法を学ぶ.単にスポーツ種目の実技を行うのではなく,さまざまな体力や運動能力を測定するとともに,その結果に基づいた個々のフィットネスエクササイズ法を修得する.

到達基準
体力の客観的評価方法と健康の自己管理手法を修得することを目指す.具体的には,
1)体力診断テストによる自己の健康関連体力の現状の把握(Check),運動実践(Action),体力維持増進のためのフィットネスエクササイズの計画(Plan)と実行(Do),エクササイズ効果の検証=体力の再診断(Check)という「健康関連体力マネジメントサイクル」の考え方を理解すること
2)健康関連体力マネジメントサイクルを実際に経験することにより,健康の自己管理スキルを修得すること
を目標とする.
授業内容
授業は以下の日程で開講される.

第1週:オリエンテーション
    本科目の目標と内容,進め方,成績評価方法などの説明,及びクラス編成
第2週:プレテスト
    体力診断テスト(体育館にて)の実施.
第3週:プレテストガイダンス
    エクササイズの基本的原則及び運動強度設定方法の解説,エクササイズの具体的実施方法等の説明.
第4〜12週:フィットネスエクササイズ,スポーツ実技
    立案された計画に沿ったエクササイズ及びスポーツ実技の実施
第13週:ポストテスト
    体力診断テストの実施(体育館で全クラス合同).
第14週:ポストテストガイダンス
    体力診断テスト結果及びエクササイズ記録を用いた客観的分析方法の説明,レポート課題の提示
第15週:まとめ
    レポート提出,スポーツ実技のまとめ

体力診断テスト(プレテスト,ポストテスト)では以下の内容を実施する.
a)体格・身体機能
 身長、体重、体脂肪率、その他
b)体力
 握力、長座体前屈、上体起こし、反復横跳び、20mシャトルラン、立ち幅跳び、その他
c)運動能力(プレテストのみ,年度により実施しない年もある)
 50m走、ハンドボール投げ、その他
履修条件・関連項目
各学科毎に指定された曜日・時限内で履修すること.関連科目として,スポーツ健康科学理論(2単位)と生涯スポーツ実技(1単位)がある.
テキスト・教科書
特に指定はない.
参考書
参考書や資料等は,必要に応じて授業中に紹介する.
例:「究極の科学的肉体改造メソッド・タバタ式トレーニング」,田畑泉,扶桑社.
  「ストレングストレーニング&コンディショニング第3版」,金久博昭, 岡田純一監修,ブックハウスHD.
成績評価の方法
この授業では,次の条件を全て満たすことが単位修得要件となります。
・欠席回数が3回以下である。
・体力診断テストを完了している。
・期限内にレポートを提出している。

成績評価は,実技点,レポート点,平常点の合計点(100%)により行ないます.

1. 実技点(30%)
毎回のエクササイズとスポーツ実技の両方に積極的に取り組みましょう。評価の観点として次のような例があります。
・積極的に運動実践する
・適切に用具を使用し、自分自身や他の学生の安全に留意する
・エクササイズを正しく理解し、適切に実施する
・エクササイズの内容や結果を正確に記録する

2. レポート点(30%)
体力診断テストとエクササイズの記録からレポートを作成します。評価の観点として次の例があります。
・体力診断テスト結果に基づき、体力の特徴を記述する
・客観的視点で体力評価を行い、エクササイズの効果を科学的に考察する
・今後のエクササイズプログラムやライフスタイルをデザインする

3. 平常点(40%)
体力診断テストを含む定期的な身体運動実践の達成度を評価します。心身のコンディションを整え、授業時間を通じて主体的に身体運動を行いましょう。
教員から一言
授業当日の心身状態や服装が不適切な場合,実技への参加を認めないことがある(履修案内,スポーツ健康科学科目の項を参照).
キーワード
健康,体格・身体機能,体力要素,運動能力,エクササイズプログラム
オフィスアワー
可能な限りいつでも対応するが,あらかじめメールでコンタクトを取ることが望ましい.
備考1
体力診断テストは体育館で行うので,体育館専用シューズを必ず持参すること.大学で指定するシューズやウエアは無い.運動に適した用品(高校時代に使用していたものでもよい)を用意すること.
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~fitness/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/20 12:01:54