科目名[英文名] | |||||
化学基礎演習 [Basic Chemistry Exercise] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 021206 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
宮本 淳一 [MIYAMOTO Junichi] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義は高校化学の内容を基本として、専門課程で学ぶ化学への橋渡しを目的とする。そのため各回の講義内容に関する問題を解くことにより、化学系科目に最低限必要な知識の理解・習得に努める。講義では演習問題の解答及びその解説を主体とするため、化学基礎(金曜2時限 021205)の講義受講を推奨する。そのうえで本講義を受講することで、さらに知識が深く定着することになる。 講義自体は、要点解説・問題演習・問題解説の形式で進める。 |
到達基準 |
(1) 化学現象が、原子・分子という個々の粒子の性質とそれら粒子の集団の性質によって支配されていることを理解する。 (2) 初歩的な量子化学の内容と周期表について理解する。 (3) 化学結合と化学反応の本質が電子の授受であることを理解する。 |
授業内容 |
【講義】以下の内容について講義を行い、問題演習を実施します。 ・ 原子の構造・原子量と物質量 ・ 物質の状態 ・ 酸-塩基反応 ・ 酸化還元反応 ・ 原子の構造 古典力学から量子力学へ(ボーアの理論・電子の二重性格) 簡単な原子の構造・原子軌道 軌道エネルギー・原子の電子配置 ・ 周期表 原子の諸性質との関係 元素の反応性と化合物の性質 ・ 分子構造と化学結合 ・ 分子間およびイオン間相互作用 【試験】 上記講義内容について3回に分けて90分間のまとめ試験を実施します。 ・毎講義で問題演習として小テストを行います。 ・講義日程・試験日程については初回授業のガイダンスでお知らせいたします。 |
履修条件・関連項目 |
化学基礎(金曜2時限 021205)の講義を履修・受講することが望ましい。 |
テキスト・教科書 |
講義担当教員が準備した演習問題プリントを使用する。 |
参考書 |
マクマリー 一般化学(上) JOHN McMURRY, ROBERT C. FAY 著 荻野 博・山本 学・大野 公一 訳 (東京化学同人) |
成績評価の方法 |
出席状況・毎講義での演習問題成績・まとめ試験の成績(3回)の結果を総合的に判断して評価します。 |
教員から一言 |
大学で学ぶ化学、さらに進んだ先端化学では個々の原子・分子のミクロな性質と、それらが集団として振る舞うマクロな性質の両方を把握する必要があります。その原点として本講義を受講し、必要に応じて高校化学に立ち返りながら講義内容を復習して理解するように努めてください。 |
キーワード |
原子 分子 酸塩基 酸化還元 量子論 周期表 化学結合と相互作用 |
オフィスアワー |
特になし。授業以外では次世代キャパシタ研究センターに在室。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/20 10:59:28 |