科目名[英文名] | |||||
科学基礎実験 [Experiments of Fundamentals Sciences] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 021316 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
遠藤 理 [ENDO Osamu] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本科目では、一般化学実験および、物理化学実験を行うことにより、科学実験の基本操作、薬品、器具、装置等の取り扱い方や科学レポートの書き方を学ぶとともに、科学実験に対する心構えや安全に関する意識、作業方法を身につける。2年時以降の実験科目や研究室所属後の実験研究を行う上での基礎となる必修科目である。 |
到達基準 |
(1)実験に対する心構えや相応しい服装,危険要素の認識およびそれへの対処法を理解し、身につけることで,常に安全を意識して実験できるようになること (2)実験前にすべき準備事項や実験後の整理も含めて、実験の基本技術を習得すること (3)実験データの取り扱いや解析評価の方法などについて学び、体裁と内容の整った科学レポートを作成できるようになることを目標とする。 |
授業内容 |
1. 科学基礎実験を行うときの注意事項;安全性、廃液・廃棄物の処理法、ガラス器具の使い方や洗浄法、予習の重要性などとレポートの書き方。 2. 凝固点降下;溶液中の凝固点降下現象の熱力学的な理論、熱電対の原理について学習する。また、最小二乗法についてあわせて習得する。 3. 反応熱の測定;反応熱の測定法について学ぶ 4. 電池;電池の概念、ネルンストの式について理解する。また、難溶性の塩の溶解度積と酸化還元電位との関係を理解する。 5. 部分モル体積;Aという液体20 mlとBという液体80 mlを混ぜた時に必ずしも100 mlにならないことを実験で確かめ、理由を考察する。 6. 有機化合物の定性分析;ハロゲン原子、不飽和結合、フェノール性水酸基等の検出を行うことにより有機化学の基礎知識を学ぶ。 |
履修条件・関連項目 |
遅刻せずに出席すること。必ず予習し、実験内容がイメージできるようにしてくること。 |
テキスト・教科書 |
学科指定の実験テキストを用いる。 |
参考書 |
テキストに記載、または実験中に指示。 |
成績評価の方法 |
実験前の予習状況、実験中のディスカッション、レポートにより総合的に評価する(備考も参照)。 |
教員から一言 |
実験における安全確保は何よりも優先される。周到な実験準備、適切な服装、実験態度で臨むこと。 |
キーワード |
一般化学実験、物理化学実験 |
オフィスアワー |
実験中適宜質問を受ける。また、実験終了後1時間をオフィスアワーとする。 |
備考1 |
遅刻欠席など無く、すべての実験が十分な事前準備が行われた上で実施され、すべてのレポートが所定の内容と形式を満たしており、かつ、締め切りまでに提出されることが単位取得のための必須事項である。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/13 10:16:28 |