科目名[英文名] | |||||
物理学基礎 [Basic Physics] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 021404 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
里岡 純子 [SATOOKA Junko] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
物理学の基礎である力学(物体にはたらく力と、物体の運動との関わり)を扱います。ニュートン力学を解説し、自然現象の理解にどう活用されるかを学びます。力学の習得は、科学及び工学の広い分野における発展的な学習に不可欠です。 |
到達基準 |
(1)ニュートンの力学の法則を理解し、実際の運動に適用する。 (2)力と仕事とエネルギーの関係を理解する。 (3)質点系および剛体の運動を理解する。 |
授業内容 |
第1回 オリエンテーション:力学の位置づけ、直線運動の表し方(教科書 第1章1.1) 第2回 2次元、3次元での運動の表し方(教科書 第1章1.2) 第3回 運動の法則(教科書 第2章2.1) 第4回 いろいろな運動(教科書 第2章2.2) 第5回 微分方程式としての運動方程式(教科書 第3章) 第6回 中間試験とその解説 第7回 仕事(教科書 第4章4.1) 第8回 エネルギー(教科書 第4章4.2) 第9回 運動量と衝突(教科書 第5章5.1-5.6) 第10回 質点系(教科書 第5章5.7-5.10) 第11回 力のモーメントと角運動量(教科書 第6章6.1-6.2) 第12回 剛体と慣性モーメント(教科書 第6章6.3-6.10) 第13回 中心力と惑星の運動(教科書 第7章) 第14回 座標変換と慣性力(教科書 第8章) 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
履修の条件はありません。講義には初歩的なベクトル、微積分を用います。 |
テキスト・教科書 |
「理工学の基礎としての力学」培風館 佐藤博彦著 |
参考書 |
指定しない。 |
成績評価の方法 |
毎回(但し初回、第6回および第15回をのぞく)の授業中に行う確認テストの発表(10%)、中間試験(40%)、期末試験(50%)。中間試験の成績が悪かった者には、レポート課題を与える。 2017年度の成績分布:S(7%)、A(23%)、B(37%)、C(27%)、D(7%)。 |
教員から一言 |
気体分子も惑星も勿論私達も、運動の理解の基礎となるのは「力学」です。力学の学習を科学的な思考の礎として、新たな視点を獲得して下さい。 |
キーワード |
運動方程式 仕事 エネルギー 質点 質点系 剛体 |
オフィスアワー |
講義終了後、質問および学習相談に応えることができます。 |
備考1 |
毎回の授業を復習し、テキスト該当箇所の問題を解いて理解してくることが次回の講義までの宿題となります。記憶で乗り切ろうとせず、考え方を理解して下さい。 |
備考2 |
授業は指定したテキストに沿って行いますが、テキストの購入は強制しません。 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/09/19 9:15:33 |