科目名[英文名] | |||||
化学基礎 [Basic Chemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 021405 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
伏見 千尋 [FUSHIMI Chihiro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、物理化学分野の中の基礎である熱力学について学習する。特に、基本事項である気体の性質、第一法則、第二法則について学び、エンタルピー、エントロピー等についての理解を深める。そして、将来の関連する専門講義や卒業論文に必要な基礎を身につける。 |
到達基準 |
授業内容 |
各回のおおよその内容は下記の通りである。(進捗の状況により多少変わることがある。) 第1回 4月12日(木):ガイダンスおよび講義開始 第一章 完全気体 第2回 4月19日(木):第一章 気体の運動論モデル 第3回 4月26日(木):第一章 実在気体 第4回 5月10日(木):数学(偏微分、積分など) 第5回 5月17日(木):第二章 内部エネルギー、エンタルピー 第6回 5月24日(木):第二章 熱化学、標準生成エンタルピー 第7回 5月31日(木):第二章 状態関数と完全微分 第8回 6月7日(木):第二章 断熱変化 第9回 6月14日(木):第三章 エントロピー (熱力学第二法則、エントロピー、カルノーサイクル、クラウジウスの不等式) 第10回 6月21日(木):第三章 エントロピーの測定(熱力学第三法則、ネルンストの熱定理) 第11回 6月28日 (木):第三章 系に注目する(ヘルムホルツエネルギーとギブズエネルギー) 第12回 7月5日(木):第三章 第一法則と第二法則を結び付ける1(内部エネルギーの性質) 第13回 7月12日(木):第三章 第一法則と第二法則を結び付ける2(ギブズエネルギーの性質) 第14回 7月19日(木):期末試験(第1から13回までの範囲) 第15回 7月26日(木):期末試験の解説 *7月31日(木) 予備日 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
アトキンス「物理化学(上)」第10版、Peter Atkins, Julio de Paula著 中野元裕、上田貴洋、奥村光隆、北河康隆訳:東京化学同人 テキストの解答集: アトキンス物理化学問題の解き方(学生版)第10版 英語版、東京化学同人 |
参考書 |
熱力学関係の教科書であれば、各自の興味のある本を適宜、参照してください。 |
成績評価の方法 |
期末試験+問題演習を総合評価し、90点以上をS、80点以上90点未満をA、70点以上80点未満をB、60点以上70点未満をC、60点未満をD(不合格)とする。なお、講義への出席率が70%に満たない者は中間試験および期末試験の受験資格が与えられないので注意すること。 |
教員から一言 |
講義中に随時、教科書中などの演習問題を行い理解の助けとする。また、自習のため適宜課題も出す。また、関数電卓を持参すること。 |
キーワード |
熱力学第1法則,熱力学第2法則,内部エネルギー,エンタルピー,エントロピー,ギブズエネルギー |
オフィスアワー |
毎週月曜日13:00から14:00、場所:工学部4号館322号室 |
備考1 |
2018年3月22日 更新 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/22 15:43:28 |