科目名[英文名] | |||||
化学工学基礎 [Fundamentals of Chemical Engineering] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 021416 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
WULED LENGGORO [WULED Lenggoro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
目的 化学工学は、「平衡」と「変化速度」を定量的に扱い、その結果を現象解析、装置設計、操作設計、制御等に活用することを基本としている。本講義では、その基礎となる「平衡」と「変化速度」に関する法則と考え方を学ぶ。 概要 物質が自然界の中で安定に存在する状態(平衡)とは何か、物質の状態が変化しようとする速度とそれをもたらす駆動力は何かについての基本的な考え方とそれに関する自然界の法則を学習する。平衡の概念と速度の概念を学んだ後、物質(成分濃度)、運動量(流れ)、熱(エネルギー)の3つの物理量が関係する移動現象および移動速度の表現方法とその活用法について学習する。 |
到達基準 |
物質が自然界の中で安定に存在する状態(平衡)とは何か、物質の状態が変化しようとする速度とそれをもたらす駆動力は何かについての基本的な考え方とそれに関する自然界の法則を理解すること。 |
授業内容 |
授業内容 履修のポイント:身近におきる現象についての自然の法則を理解することがポイント。 第1回 化学工学とは 第2〜4回 物質収支とエネルギー収支(計算方法) 第5〜6回 流体の流れ(物質収支、エネルギー収支、摩擦、動力の計算) 第7回 熱の移動 (熱伝導) 第8回 中間試験 第9〜10回 熱の移動 (対流、放射、熱交換器) 第11回 調湿と乾燥(熱と物質が同時に移動、乾燥を解析する) 第12回 反応速度と反応器 (反応率と量論関係も含む) 第13〜14 分離工学(主に蒸留) 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
ベーシック化学工学(橋本健治)化学同人(2012) |
参考書 |
成績評価の方法 |
主に中間試験と定期試験。毎週の講義で実施した演習等の回答も評価する。 中間試験と定期試験の成績を80%、演習やレポート点を20%の割合。成績はS, A, B, C, Dで評価し、Sは90点以上、Aは80以上90点未満、Bは70以上80点未満、Cは60以上70点未満、Dは60点未満で、達成度の合格ラインはC以上の60点以上とする。 |
教員から一言 |
「覚える」から「考えて理解する」の学習の仕方へ。予習と復習をし、自然現象に秘められた法則を知って、それを使って現象を理解するという考え方を身につけてほしい。応用分子化学科(主に3年生)との合同授業 |
キーワード |
収支、反応速度、移動現象の基礎、相似則、流れ、流体輸送、伝熱(伝道、対流、放射) |
オフィスアワー |
月曜日12:00-13:30 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
https://empatlab.wordpress.com/teaching/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/09/02 15:55:05 |