科目名[英文名] | |||||
情報科学基礎 [Basic Informational Science] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 021417 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
滝山 博志 [TAKIYAMA Hiroshi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
化学反応の現象解析や撹拌槽の流動解析、そして化学プロセス全体のシミュレーション など化学工学を学ぶ者にとって計算機シミュレーションは欠くことの出来ない道具となっている。この講義 では計算機のハードとソフト、身近なアプリケーション、プログラミング言語の種類など、概要を説明した後、科学技術計算に必要となる基礎的な考え方を実際のプログラムを記 述しながら学ぶ。 |
到達基準 |
この講義では論理的思考をもとに、現象を把握しモデル化するまでの考え方を論理的に記述できることを到達目標とする。 |
授業内容 |
第1週 超ショートイントロ+化学工学の問題解決のアプローチ 2 ある考え(アルゴリズム)を論理的(デジタル)処理させる必須項目 3 プログラム=アルゴリズム+データ 4 実験データと実験式(最小二乗法の本質) 5 復習日 6 Clausius-Clapeyron式を使った実験式、二分法、Regula Falsi法 7 Newton法、総復習 8 復習日 9 中間試験 10 中間試験の解答と二次方程式の解を求めるプログラム 11 入出力文と判断文の習得 12 プログラム基本構造(連接構造、選択構造、反復構造)免許皆伝 13 Newton法による非線形方程式の解 14 Goal "気液平衡計算" 15 期末試験 第1週から第9週までは座学(通常教室)、第10週から第15週までは8号館情報メディアセンターK2A(教室は予定)で実際にコンピュータを使って講義・演習(Excel+BASIC) |
履修条件・関連項目 |
履修条件は無し(化学工学系の科目であるので、他学科からの履修者は自身が所属している学科の科目を履修すること)。 |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
テキスト、教科書は使用しない。参考書については講義に応じ随時紹介する。 |
成績評価の方法 |
中間および期末試験、毎回の演習問題を総合的に評価(100点満)し、60点以上を合格とする。期末試験は出席率が70%以上の者を対象とする。成績はS,A,B,C,Dで評価し、S,A,B,Cを合格とする。Sは90点以上、Aは80〜90未満、Bは70〜80未満、Cは60〜70未満とする。 |
教員から一言 |
アルゴリズムをしっかりしておくことが肝要 |
キーワード |
アルゴリズム,シミュレーション,プログラミング言語 |
オフィスアワー |
備考1 |
履修のポイント:この講義では単に、プログラミングを学習するのではなく、ある問題を、筋道を立てて論理的に思考するために必要な方法論を理解する。この講義の時間は、少なくとも論理的思考に徹することが必要。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/01 20:55:05 |