科目名[英文名]
工学基礎実験   [Basic Experiments for Scientific Studies]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等 機械システム工学科(〜2018年度)  対象年次 14  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 021501
責任教員 [ローマ字表記]
西田 浩之, 田川 義之   [NISHIDA Hiroyuki, TAGAWA Yoshiyuki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
サイエンスは、高等学校までは物理・化学・生物・地学などに細分化して講義されるが、少なくとも大学2年次までのレベルでは全てを統括したグローバルな学問領域である「科学」の観点から学ぶことが必須である。本科目は、物理・化学・生物および情報、安心安全、環境などを複合化させた実験項目にしたがい、理数系大学に必要な「分野融合させた真のサイエンスに触れる」ことを目的としている。将来、所属学科で専門領域を深化させるために何が必要なのかを実働実験を通じて理解してもらいたい。
到達基準
授業内容
実験項目はいずれも分野融合の複合課題である。1年次生全員をM1,M2クラスに二分して、同時進行する。M1クラスの場合を例示する。
【第1回・第2回】情報倫理オリエンテーション・図書館オリエンテーション(図書館情報検索方法実習)
【第3回】実験オリエンテーション・安全教育・研究倫理
【第4回】レポートの書き方・振り子(重力加速度)
【第5回】振り子レポート指導
【第6回】物理1 データマイニング
【第7回】上記のレポート指導 生物実験
【第8回】科学博物館見学・省エネ講義
【第9回】ノギス・マイクロメータの使い方
【第10回】物理4 防犯センサ
【第11回】物理3 燃料電池
【第12回】プレゼン講習
【第13回】全体発表会(1)
【第14回】全体発表会(2)
【第15回】予備日
履修条件・関連項目
大学導入科目の必修科目である。履修の前提条件はない。
テキスト・教科書
「工学基礎実験」テキストを生協で販売する。その他の実験向け物品と共に購入しておくこと。
参考書
テキストの各実験項目に掲載されている。
成績評価の方法
平常点40%,実験活動10%,口頭試問など10%,レポート内容40%。以下に相当する場合は、本科目評点がDとなる: ①正当な理由のない欠席、②度重なる遅刻、③実験実働不参加、④安全指針遵守違反、⑤1点以上のレポート未提出、⑥レポート提出期日のはなはだしい遅れ、⑦その他実験テキストにて禁止されている事項に該当する場合。詳細は第3回のオリエンテーション時に説明する。
教員から一言
実験はただ漫然と出席していれば単位が取得できると勘違いされていることが多い。実験は『科学総合科目』であり、①テキスト・その他参考書をよく読んで理論・背景を理解し、②実験実働を行い、③実験結果に関し考察してレポートにまとめる、などの一連の作業が要求される。さらに、実験の準備・後片付け、実働実験中の取組み・参加態度に関しても一定の規範が求められる。
キーワード
オフィスアワー
開講時間帯中、あるいは実験終了直後
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/04/27 9:47:14