科目名[英文名]
基礎ゼミ   [Preliminary Seminars]
区分 全学共通教育科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等 機械システム工学科(〜2018年度)  対象年次 14  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 021502
責任教員 [ローマ字表記]
池田 浩治   [IKEDA Koji]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
<概要> 機械システム工学科での学習・研究方法を身につけることを目指します.履修ガイダンス(1週間),「大学で学ぶこと-知へのステップ-」講演(1週間),機械システム工学が扱う学問領域を理解するための「研究室見学」(4週間),卒業後の進路を学ぶための「OB・OG講演会」(1週間),および,機械システム工学の研究を体験するための「テーマ別研究」(7週間),「テーマ研究の総括(発表会)」(1週間)を実施します.特に,後半のテーマ別研究では,卒論と同様に1グループ3〜5名の少人数グループに分かれて,各教員からマンツーマンで指導を受けることができます.また,テーマ研究の総括では,グループ単位でのプレゼンテーションを通じて,配属されたテーマ以外のテーマ研究についての情報を交換・共有できます.
<目的>
(1) 大学教育課程へのスムーズな導入
(2) 大学で学ぶことの意義の理解
(3) 能動的な学習意欲の涵養
(4) 対話を通じた学生と教員の心理的距離の短縮
(5) 技術倫理・社会的役割などを考えるきっかけ作り
到達基準
(1)平常点 (積極的な受講状況)
(2)講演会、研究室見学、OB・OG講演会のレポート提出
(3)テーマ研究と最終発表会、総括レポートの提出
授業内容
(1)履修ガイダンス(1回)

(2) 講演「大学で学ぶこと〜知へのステップ〜」(1回)
 
(3) 研究室見学会 (4回)
 1回につき2,3研究室を見学する.
 見学スケジュール,グループ分けは,新入生ガイダンスの際に配布する.
いくつかの研究室について,見学レポートの提出を求める.

(4) OB・OG講演会 (1回)
 社会で活躍する農工大機械系若手OB・OGによる講演.
卒業後の進路イメージを持つきっかけ作り.

(5) テーマ研究 (7回)
 1教官あたり3-5名の学生が配属され,教官が提示したテーマに基づいて研究を行う.
 テーマ内容の詳細は,ガイダンス時に配布する
1 秋澤 淳 冷蔵庫の仕組みとヒートポンプ入門
2 安藤 泰久 SPMを作ってみよう ―ナノの世界―
3 池上 貴志 身近な最適化問題を考えよう
4 池田 浩治 分解 -ものづくりの工夫を読み取る-
5 石田 寛 生き物のように動くロボット
6 岩見 健太郎 プラズマ加工によるMEMS製作を体験しよう
7 岩本 薫 エコ航空機を設計しよう! -流れを操る-
8 上田 祐樹 音を利用したエンジン・冷凍機
9 梅田 倫弘 身の周りのエネルギーでスマホを充電しよう
10 小笠原 俊夫 (平成28年度は実施されません)
11 鎌田 崇義 振動と制御におけるPCの利用
12 亀田 正治 紙飛行機を通じて知る流体力学・飛行力学の世界
13 桑原 利彦 固体力学とものづくり
14 笹原 弘之 NC工作機械とCAD/CAMによるものづくり入門
15 篠原 俊二郎 輝くプラズマの世界
16 高橋 徹 形状記憶合金の特性と応用
17 田川 泰敬 数学と機械の運動
18 田川 義之 流体の医工学応用:超高速度カメラでみる流体現象
19 遠山 茂樹 メカトロニクス入門
20 長岐 滋 「もの」の形とその強さ:軽くて変形しにくい形とは?
21 中本 圭一 3次元CADを使ったデジタルものづくり体験
22 夏 恒 電解加工の実際を体験しましょう
23 西田 浩之 ロケット推進と飛行力学
24 花崎 逸雄 ランダムさに潜む特徴を捉える
25 ベンチャー・ジェンチャン 人間の社会に暮らせるロボット
26 ホ ユンジョン Microfluidicsによるマイクロ液滴製作を体験しよう
27 ポンサトーン・ラクシンチャラーンサク カー・ロボティクス入門
28 水内 郁夫 ヒューマノイド操縦装置を作ってみる
29 村田 章 高速度カメラ,赤外線カメラ,CFD(計算流体力学)を使ってみよう(熱流体工学)
30 毛利 宏 自分で設計した自動車を運転してみよう
31 山中 晃徳 材料の変形メカニズムの実験計測とコンピューターシミュレーション
32 和田 正義 ロボットの機構を見てみよう(車輪式移動ロボットの分解と組立)


(6)テーマ研究の総括(発表会)(1回)
 グループ単位でのプレゼンテーションを通じて,配属されたテーマ以外のテーマ研究についての情報を交換・共有する.
履修条件・関連項目
特になし
テキスト・教科書
特になし
参考書
特になし
成績評価の方法
次の項目に関する状況を総合して評価する.
1. 研究室見学ならびに講演会:
出席状況と提出された課題レポートによる評価.課題レポートは,全4回実施される研究室見学会に関して,各回とも別紙に指定の通り見学先の研究室について見学の概要と感想をA4レポート用紙1枚にまとめ,実施の週の金曜日17時までに中央棟1階に設置される「機械システム工学科基礎ゼミ」用レポート提出用Boxへ提出のこと.(締切厳守)
2. テーマ研究:
配属先研究室教員による評価.
教員から一言
 研究室見学は,機械システム工学科の研究レベルの高さを実感して欲しい.分からないことは積極的に質問をしてください.
 テーマ研究は,積極的に参加して意見が出せるゼミナールである.楽しくするのもつまらなくするのも君たち次第である.
キーワード
機械システム工学,大学導入科目,少人数,セミナー,必修科目
オフィスアワー
特に指定しない.テーマ別研究については個々の担当教員と打ち合わせること.
備考1
なし
備考2
なし
参照ホームページ
なし
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/04/02 19:44:16