科目名[英文名]
電磁気学入門   [Introduction to Electromagnetism]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 021607
責任教員 [ローマ字表記]
三沢 和彦   [MISAWA Kazuhiko]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
身近な自然現象や科学技術を分解していくと、物理学の基本法則として簡潔でかつ普遍性のある形に整理することができる、という物理学のおもしろさを「電磁気学」を題材に実際に示していく。扱う内容は高校「物理」の範囲に限定しているが、大学での専門にも通じる取り組み方で講義する。物理学を勉強するというのは、公式を暗記して答えを出すことが目的ではなく、問題から解決に至るまでのプロセスをいかに論理的に積み上げて考えるかにある、という点を最も強調したい。
到達基準
● なぜ自然科学や技術を学ぶのかの理由を突き詰められるか。
● 実験観察による客観的根拠とそれに基づく推論を対応させられるか。
● 大学における物理学の学び方を新たに身に付けられたか。
授業内容
1.モーターのしくみから考える電流と磁場の法則 (演示実験)
第1回 電磁気学と相対性理論の関係にみる科学の方法
第2回 電流の受ける力とローレンツ力 (永久磁石と電流)
第3回 電流の作る磁場 (電流計/方位磁針)

2.電流計のしくみから考える電流と磁場の法則
第4回 線積分とアンペールの法則の一般形
第5回 ソレノイドコイル
第6回 問題演習1

3.発電機のしくみから考える電磁誘導の法則
第7回 発電機のしくみ (発電機)
第8回 磁場中のコイル運動 (永久磁石とコイル)
第9回 変圧器 (2重ソレノイド)
第10回 問題演習2

4.生物学と医学のための電磁気学
第11回 神経伝達
第12回 磁気共鳴イメージング
第13回 光学顕微鏡と電子顕微鏡
第14回 レーザー
第15回 総合演習
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
●出席確認をかねた小テスト、宿題、中間試験、期末試験
教員から一言
●試験は自筆のノートを持ち込み可とするが、実際に講義に出席して自分で考え理解しながらとったノートでなければ、良い点が取れないような試験問題を出す。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/08/09 19:13:59