科目名[英文名] | |||||
工学基礎実験 [Basic Experiments for Scientific Studies] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 電気電子工学科(〜2018年度) | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 前学期 |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 021701 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
藤吉 邦洋 [FUJIYOSHI Kunihiro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
サイエンスは、高等学校までは物理・化学・生物・地学などに細分化して講義されるが、少なくとも大学2年次までのレベルでは全てを統括した学問領域である「科学」の観点から学ぶことが必須である。本科目は、物理・化学・生物および情報、安心安全、環境などを複合化させた実験項目にしたがい、理数系大学に必要な「分野融合させた真のサイエンスに触れる」ことを目的としている。将来、専門領域を深化させるために何が必要なのかを実働実験を通じて理解してもらいたい。 |
到達基準 |
到達目標は次の5つとする。 (1)実験内容の原理を正しく理解することができる。 (2)実験目的と手順を把握し、適切に実験を行うことができる。 (3)実験データを解析して結論を導くことができる。 (4)実験結果について科学的な考察ができる。 (5)上記の事柄をわかりやすくレポートで報告することができる。 |
授業内容 |
A,B班に二分して、実験テーマを交互に入れ替えて進める。下記にA班の場合を例示する。B班の諸君は、【第3,4回】、【第5,6回】、【第9,10回】、【第11,12回】をそれぞれ入れ替えて読むこと。 詳細は第2回,第7回のオリエンテーション時に説明する。 【第1回】科学情報の取り扱い(図書館情報検索方法実習)、情報処理(総合情報メディアセンター、情報処理・数値計算実習) 【第2回】第3回から第6回までの実験に関するオリエンテーション 【第3回】DNA鑑定〜DNA鑑定と電気泳動実習〜 【第4回】自然界の秩序〜繰り返し現象の観測:高速度カメラによる単振動の解析〜 【第5回】バイオイメージング解析〜ImageJを用いた細胞画像の解析〜 【第6回】太陽電池〜実生活で利用する各種電源の測定〜 【第7回】第9回から第12回までの実験に関するオリエンテーション 【第8回】省エネ講義、科学博物館見学 【第9回】データマイニング〜ヒューマンエラーの統計処理〜 【第10回】環境分析〜無機イオンの定性分析〜 【第11回】防犯センサー〜赤外線検出回路の作製〜 【第12回】生体関連物質の定量〜酸化還元滴定によるビタミンCの定量〜 【第13回】補講実験1(またはレポート内容に関する個別指導) 【第14回】補講実験2(または化学・生物・環境系実験に関する個別口頭試問) 【第15回】補講実験3(または物理・電気電子・機械・数理情報系実験に関する個別口頭試問) |
履修条件・関連項目 |
工学部全学科必修科目 |
テキスト・教科書 |
専用のテキストを使用する |
参考書 |
テキストの各実験項目に掲載されている |
成績評価の方法 |
事前課題20%,出席20%,実験活動・口頭試問など20%,レポート内容40% 以下の項目に1つでも該当する場合は、本科目評点がD(不可)となる 1. 正当な理由のない欠席 (オリエンテーション含む) 2. 度重なる遅刻 3. 実験実働不参加 4. 安全指針遵守違反 5. 1点以上のレポート未提出 6. レポート提出期日のはなはだしい遅れ 7. その他実験テキストにて禁止されている事項に該当する場合 詳細は初回オリエンテーション時に説明する。 |
教員から一言 |
実験はただ漫然と出席していれば単位が取得できると勘違いされていることが多い。実験は『科学総合科目』であり、①テキスト・その他参考書をよく読んで理論・背景を理解し、②実験実働を行い、③実験結果に関し考察してレポートにまとめる、などの一連の作業が要求される。さらに、実験の準備・後片付け、実働実験中の参加度・態度などに関しても一定の規範を求められる。 |
キーワード |
オフィスアワー |
開講時間内、あるいは実験終了直後。 (それ以外の時間は担当の教員にアポイントを取ること。) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
該当科目のMoodleを参照。1週間に数回は確認すること。 |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/08/01 12:52:17 |