科目名[英文名]
ハードウェア実験   [Hardware Experiments]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 021821
責任教員 [ローマ字表記]
北川 直哉   [KITAGAWA Naoya]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
この授業では,電気回路,電子回路,論理回路の基礎を実験を通じて習得します.
現在のハードウェアは,多くの部分がLSIに集約されていますが,その中身は
この実験で扱う素子と回路でできています.
また,電気回路,電子回路に関する内容は,現在の情報工学を築く礎となって
おり,表面的な論理思考では得られないような考え方や工学的手法を含んでいます.

この授業は,古典的ないくつかの素子とその回路について実験を行い,
その性質を確認するという形で進めてゆきます.
到達基準
授業内容
以下のテーマに沿って進めます.
1.ガイダンス(実験の進め方,評価と成績について,機器の使い方)
2.抵抗とコンデンサ(遅延回路,過渡状態,定常状態)
3.半導体(ダイオード,トランジスタ,動作点,飽和領域)
4.論理回路1(AND, OR, NOT 回路)
5.論理回路2(応用,カルノー図)または 順序回路(順序回路)

※5については,年度により変更します.
履修条件・関連項目
電気電子回路および論理回路を履修.

テキスト・教科書
実験テキストは市販の書物は用いず,プリントを配布します.
参考書
電子回路,電気回路の教科書
電子回路:アナログ電子回路,藤井信生著,昭晃堂,1988
電気回路:はじめて学ぶ電気回路,谷本正幸著,ナツメ社,2006
など
成績評価の方法
実験に関するレポートの内容(特に考察)により評価をおこないます.
レポートは基本的に毎テーマの実験から1週間後に提出.
不備のあるレポートは再提出であることを掲示します.
再提出となった場合は,そのときからさらに1週間以内に再提出してください.

未提出レポートがあると単位取得はできません.
教員から一言
自分から積極的に原理から仮説を立てて,科学的にその検証を行うという
ステップを踏むことに留意してください.

コンピュータはコンデンサや半導体の集合体であり,その動作原理を知る上
で必要不可欠な科目です.電子回路に触れるのがはじめての人も多いかと
思いますので,必ず予習をおこない,円滑に実験が進むように努めてください.
また,実験では高価な機器を使用するため,取り扱いには注意すること.
さらに,教員の指示を守らないと事故に繋がる恐れがありますので,実験中は真剣に取り組んで下さい.
キーワード
電気・電子回路,論理回路,計測機器,抵抗,コンデンサ,トランジスタ
オフィスアワー
備考1
本実験は、S1クラス, S2クラス別に実施します.
詳細なスケジュールは、初回のガイダンスなどでお知らせします.
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/06/11 10:14:03