科目名[英文名]
分析化学   [Analytical Chemistry]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 022405
責任教員 [ローマ字表記]
久保 謙哉   [KUBO Kenya]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
物質の化学的性質の測定と定量法の原理を理解する
到達基準
物質の物理的・化学的挙動を利用した定性的定量的分析法について理解し、物理量を用いて化学平衡等の具体的計算法行うことができる。
授業内容
1 分析化学とは何か 分析データの取扱い
2 分析化学における化学平衡 平衡計算の基本 溶媒としての水 共通イオン効果
3 酸塩基理論 水溶液における酸塩基反応 pH
4 強酸と強塩基 弱酸と弱塩基 塩溶液のpH
5 緩衝液 緩衝作用 多塩基酸とその塩
6 酸塩基滴定 強酸または強塩基の滴定 弱酸または弱塩基の滴定 多塩基酸または多酸塩基の滴定
7 錯生成反応 配位子と錯体 生成定数 錯体の安定度を支配する要因
8 キレート滴定 EDTA 終点の検出
9 沈殿反応 溶解平衡と溶解度積 溶液組成による溶解度の変化 イオン積による沈殿生成の予測
10 重量分析 沈殿の生成 沈殿の熟成 共沈 均一沈殿法
11 沈殿滴定 おもな沈殿滴定 滴定曲線
12 酸化還元反応 電気化学セル 酸化還元電位 参照電極
13 未知の標準酸化還元電位の計算 ネルンストの式 酸化還元反応の平衡電位と平衡定数
14 酸化還元滴定 滴定曲線 ヨウ素を利用する酸化還元滴定
15 分配反応 溶媒抽出 イオン交換 pH電極
履修条件・関連項目
なし
テキスト・教科書
宗林・向井浩「基礎 分析化学 新訂版 (新・物質科学ライブラリ) 」サイエンス社
参考書
長島弘三・富田功「分析化学」 裳華房
成績評価の方法
課題(宿題30%) 期末試験 70%
教員から一言
2週間に1回程度課題を出す予定
キーワード
化学平衡 定量 化学量論
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/03/29 13:01:44