科目名[英文名]
制御工学Ⅰ   [Control Engineering Ⅰ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 022529
責任教員 [ローマ字表記]
田川 泰敬   [TAGAWA Yasutaka]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
古典制御の基礎を学ぶ。具体的には、ラプラス変換、伝達関数、伝達関数の利点、代表的な要素の性質、制御系の評価指標、古典制御に基づく制御系設計など。制御工学は数式を多用する学問ではあるが、本講義ではただ数式の変形に時間を費やすことはできるだけ避け、その数式の持つ工学的意味を理解できるよう、常に実際の機械システムの制御を意識した講義を心がける。また、理解を助けるための演習問題を状況に応じて課す。
到達基準
周波数領域でシステムを考えることに慣れ、周波数領域での制御設計ができるようになること。
授業内容
制御とは?
ラプラス変換の復讐
伝達関数のアドバンテージ
 (応答計算、安定性、周波数応答特性、システムの結合)
代表的な制御要素の性質
制御系の安定性(ナイキストの安定判別)
制御系の評価指標(定常偏差、安定余裕)
制御設計
 位相進み遅れ補償、PID制御
履修条件・関連項目
機械力学、微分方程式、線形代数
テキスト・教科書
参考書
フィードバック制御入門 杉江俊治、藤田政之 コロナ社
成績評価の方法
授業中に宿題として課したレポートと期末試験によって成績を評価する。
教員から一言
式の変形だけに捕らわれず常に制御の目的について考えること、また、周波数領域でシステムを考えることに慣れてほしい
キーワード
伝達関数、極、周波数応答、安定判別、安定余裕、定常偏差、位相進み遅れ補償、PID
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/07/31 12:22:26