科目名[英文名]
熱工学Ⅱ   [Thermal Engineering Ⅱ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 022535
責任教員 [ローマ字表記]
岩本 薫   [IWAMOTO Kaoru]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
熱工学Iの履修内容を前提として,熱工学Iの内容を復習しながら,熱力学第二法則,エントロピー,ガスサイクル,エクセルギー(有効エネルギー),最大仕事の概念を説明します.本講義では,単なる用語や式の記憶でなく,熱力学の概念を出来るだけ理解することが目標ですので,特に概念理解に努力して下さい.
到達基準
熱力学第一・第二法則,エントロピー,ガスサイクル,エクセルギー(有効エネルギー),最大仕事の概念が理解できる.
授業内容
以下の予定で講義を行います.

第1回  基本概念,熱力学を学ぶ意義
第2回  熱力学第0法則,熱量と比熱
第3回  熱と仕事
第4回  閉じた系の熱力学第1法則,凖静的過程
第5回  理想気体における熱力学第1法則
第6回  熱効率とカルノーサイクル
第7回  中間試験
第8-11回  熱力学第2法則,エントロピー,ガスサイクル
第12-14回 エクセルギー,最大仕事
第15回 期末試験
履修条件・関連項目
基礎数学、物理学の知識が必要。熱工学Iは履修していることが前提となる。伝熱学I、伝熱学II、エネルギー変換工学につながる。
テキスト・教科書
日本機械学会,JSMEテキストシリーズ 熱力学,丸善
参考書
成績評価の方法
中間試験(40%),期末試験(60%)で評価します.各試験の問題文は英語で記されています.各試験への教科書,ノートの持込みは不可とします.但し,A4用紙1枚(表裏書き込み可)の自筆のメモ,英和辞書(電子辞書を含む),及び電卓は持込み可とします.自筆のメモの内容も評価します.
教員から一言
様々な分野の科目の理解が熱力学には必要であるので、多くのことに興味を持って講義を聴いてほしい。
キーワード
熱力学,エネルギー利用,熱機関,内部エネルギー,自由エネルギー
オフィスアワー
オフィスアワー:金曜日13:30-14:30
備考1
・遅れての入室,途中退室をしないで下さい.
・教室内では特別な理由がない限り帽子を脱いで下さい.
・講義中は,携帯電話の電源を切って下さい.
・不正行為があった場合には今年度はもちろん来年度以降も単位は与えません.
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/03/22 12:56:12