科目名[英文名] | |||||
情報理論 [Information Theory] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 022808 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
杉浦 慎哉 [SUGIURA Shinya] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
日ごろ使っているインターネットや携帯電話は,情報理論に立脚している.情報理論の出現と,ディジタル技術,LSI技術,光通信技術,ソフトウェア技術等の発展により,今日のICT(Information and Communication Technology)社会が実現していると言える.このような情報理論についてその考え方を学ぶ.情報を数学的に捉え,その量を定義することで効率の良い情報処理,情報伝送を実現できる.その基礎となる学問が情報理論である. |
到達基準 |
インターネット上で利用される画像,音声の圧縮符号化,ファイル等のデータ圧縮,記録デバイスの誤り訂正,携帯電話等の無線通信で発生する誤りの訂正等,を確率論,確率過程の基礎および情報量の定義を通して身に付けることを目標とする. |
授業内容 |
第1回 イントロダクション,シラバス,二元符号と二進数 第2回 確率論の基礎 第3回 確率分布 第4回 確率過程 第5回 マルチメディア情報のデジタル化 第6回 情報量の定義 第7回 中間試験 第8回 情報源モデルと通信路モデル 第9回 相互情報量と通信路容量 第10回 符号化の基礎 第11回 情報源符号化 第12回 通信路符号化 第13回 線型代数の基礎 第14回 符号理論 第15回 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
特になし |
テキスト・教科書 |
・三木成彦,吉川英樹,「情報理論」,コロナ社 (2000). |
参考書 |
・塩野充,「わかりやすいディジタル情報理論」,オーム社 (1998). ・小川英一,「マルチメディア時代の情報理論」,コロナ社 (2000). ・高橋、森村,「混雑と待ち」,朝倉書店 (2001). |
成績評価の方法 |
中間試験、期末試験で判定する. |
教員から一言 |
IT社会の基礎となる理論であり,情報工学に携わる者として必要な知識や考え方を修得するために必須の科目である.予習,復習を十分に行って理解を深めて欲しい. |
キーワード |
情報量 エントロピー 確率 符号化 誤り訂正 確率過程 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/02 12:18:05 |