科目名[英文名]
先端機器分析学   [Advanced Measurement Techniques in the Life Sciences]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 023105
責任教員 [ローマ字表記]
黒田 裕, 野口 恵一, 太田 善浩   [KURODA Yutaka, NOGUCHI Keiichi, OHTA Yoshihiro]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
現代の生命工学の研究を遂行する上で、不可欠な機器分析装置について、基礎から研究の実例までを紹介する。特にタンパク質の重要な構造解析法である質量分析、X線結晶構造解析、NMR法に時間を割いて学ぶとともに、蛍光分光、顕微蛍光イメージング、走査型プローブ顕微鏡等、次世代DNAシークエンサ等、最先端の機器分析について理解する。
到達基準
現代の生命工学を研究するには様々な分析機器を使用する必要がある。本講義では、2年次の「機器分析学」では扱わなかった先端の分析機器・分析法のうち、生命工学を学ぶ上で重要であると思われるものを厳選し、その原理から主な解析法、さらには実際の研究での使用例までを解説する。本講義を通じて、先端の機器分析を用いた生命工学の研究の“今”を理解することを目標とする
授業内容
第 1 回:  X線結晶構造解析①・基礎(野口)
第 2 回:  X線結晶構造解析②・基礎(野口)
第 3 回:  X線結晶構造解析①・応用(医科歯科大:沼本)
第 4 回:  X線結晶構造解析①・応用(医科歯科大:沼本)
第 5 回:  NMR①基礎(日本電子:加藤)
第 6 回:  NMR②基礎(日本電子:加藤)
第 7 回: NMR①応用(黒田)
第 8 回: NMR②応用(黒田)
第 9 回: 質量分析①(野口/日本電子:福沢) 
第10回:  質量分析②(日本電子:福沢)
第11回:  機器分析を用いた最近の研究(黒田)
第12回:  蛍光分光の基礎①(太田)
第13回:  蛍光分光の基礎②(太田)
第14回:  蛍光分光の応用(太田)
第15回:   予備又は最終試験(注意1)
履修条件・関連項目
「機器分析学」を履修していることが望ましい。また、生命工学実験I-IIIに関連する。
テキスト・教科書
必要に応じて、講義の際に資料を配付する。
参考書
成績評価の方法
毎回、レポートを課す予定。出席、レポート、小テストにより、総合的に評価する。
教員から一言
研究室に入ってから利用する先端の機器分析学に触れる良い機会になると思います。実際の“今”の研究例も交えて講義する予定なので、積極的に履修して欲しい。
キーワード
質量分析、蛍光イメージング、電子顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡、次世代DNAシークエンサ、NMR、X線結晶構造解
オフィスアワー
金曜日16:30-18:00
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/06/11 12:50:40