科目名[英文名] | |||||
身体運動科学概論 [Human Movement Science] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 023122 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
田中 秀幸, 田中 幸夫 [TANAKA Hideyuki, TANAKA Yukio] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
身体運動の諸現象や身体特性を科学的に理解するための研究方法論および過去に得られた重要な研究知見について講義を行います.研究分野の異なる2名の教員が,オムニバス形式で授業を行います. |
到達基準 |
授業目標は,次の2つです. ①ヒトの生命維持や運動維持のための呼吸循環器系の基礎的メカニズムを理解すること, ②ヒトの身体運動に関わる感覚・知覚・認知のメカニズム,運動制御のメカニズムを理解すること. |
授業内容 |
第1回 身体運動科学と工学の接点(授業概要説明) 第2回〜7回 運動に対する呼吸循環器系応答 ①呼吸循環器系の神経調節と制御(その1.心臓および血管) ②呼吸循環器系の神経調節と制御(その2.呼吸) ③中枢神経系との関わり ④運動と呼吸循環器系 ⑤情報化社会と健康問題 ⑥健康維持増進に対する情報技術の貢献 第8回 ここまでの重点項目のまとめと中間試験(レポート課題) 第9回〜14回 運動行動に関わる脳機能:知覚運動連関 ①感覚生理学と知覚心理学の基礎:感覚受容器,大脳皮質感覚野 ②知覚-運動の情報処理モデル ③反応時間からみた脳内知覚情報処理 ④外部環境の知覚と運動行動:視知覚特性 ⑤ヒューマンエラー ⑥ケガ.事故防止に対する科学技術の貢献 第15回 まとめと期末試験(レポート課題) |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
オリジナル資料を配布します. |
参考書 |
必要に応じて授業中に紹介します. |
成績評価の方法 |
小課題・中間課題・期末課題などのレポート(100%)で評価します. 成績評価対象の必須条件は,授業担当教員2名から与えられたレポート課題(2教員分)を提出していることです. |
教員から一言 |
学生の皆さんには,身体運動の諸現象を科学的に分析することの面白さを知って欲しい. |
キーワード |
感覚-運動協調,高次脳機能,視覚,神経調節,心電図,中枢神経,自律神経,人体計測,筋電図,モーションキャプチャーシステム |
オフィスアワー |
月曜日 午後13:30〜16:30 |
備考1 |
第1回目に授業概要や履修上の注意点について説明しますので,履修を希望する学生は第1回目の授業に必ず出席して下さい. |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/06 17:24:12 |