科目名[英文名] | |||||
生体材料化学 [Chemistry for Biomaterials] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 023306 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
村上 義彦 [MURAKAMI Yoshihiko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
「バイオマテリアル(生体材料、医用材料)」は、人工臓器、コンタクトレンズ、手術用具など、医療の現場で使われるさまざまな材料を意味する言葉です。広い意味で定義すると、「生体(細胞や生体組織)に接触して用いられる材料」はすべてバイオマテリアルです。本講義では、バイオマテリアルの基礎から応用までをわかりやすく説明する予定です。 |
到達基準 |
本講義では、生体材料化学(バイオマテリアル化学)の基礎から応用までを幅広く学習して、その周辺のトピックスにも触れることによって、バイオマテリアルの知識を習得することを最終的な目標とします。 |
授業内容 |
本講義では、バイオマテリアルの基礎から応用までについて全15回の講義を実施します。なお、担当教員の出張等の理由により、講義予定が変更になることもあります。講義進行・試験予定・補講予定等の詳細については、講義時間内にアナウンスします。 主に、以下の流れに基づいて講義を進める予定です。 1. バイオマテリアルの基本的性質 I 2. バイオマテリアルの基本的性質 II 3. バイオマテリアルの基本的性質 III 4. 高分子系バイオマテリアル I 5. 高分子系バイオマテリアル II 6. 金属系バイオマテリアル 7. セラミックス系バイオマテリアル 8. 中間試験 9. 人工臓器 10. 再生医療用バイオマテリアル I 11. 再生医療バイオマテリアル II 12. DDS用バイオマテリアル I 13. DDS用バイオマテリアル II 14. 診断用バイオマテリアル 15. 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
特にありません |
テキスト・教科書 |
配布するプリントを用いて講義を進めます。教科書は指定しません。本講義における板書と口頭説明を受講者各自が理解してまとめたノートが、各自にとっての生体材料化学(バイオマテリアル化学)の教科書になるような講義にしたいと考えています。 |
参考書 |
特にありません |
成績評価の方法 |
中間試験及び最終試験の結果によって成績を評価します。 |
教員から一言 |
本講義は有機材料化学科の開講科目です。皆さんが合成法や物性評価法を学習している「高分子」は、実は医療の現場で大活躍しています。「化学のチカラで未来の医療を切りひらく」ことを実感できるような講義にしたいと考えています。 |
キーワード |
バイオマテリアル、生体材料、医用材料、高分子、医療 |
オフィスアワー |
担当教員が居室に在室している時間であれば対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://www.tuat.ac.jp/~murakami/ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/05 11:50:20 |