科目名[英文名] | |||||
弾性力学 [Theory of Elasticity] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 023505 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
桑原 利彦 [KUWABARA Toshihiko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
金属材料は外力を加えると変形するが、外力がある限界値以下の場合は、外力を取り除くと元の形状に戻る。金属材料のこの性質を弾性と呼ぶ。本講義では、等方性金属材料の3次元弾性変形解析に必要となる基礎理論とその応用例について講義する。まず3次元空間における応力とひずみの一般的な定義式を学ぶ。さらに応力とひずみの座標変換式を通じて、それらがテンソル量であることを理解する。次に3次元弾性変形解析の基礎方程式を構成する三つの方程式群(力のつり合い式、変位とひずみの関係式、応力-ひずみ関係式(一般化されたフックの法則))の導出過程を学習する。最後にその応用例として、2次元弾性問題と軸対称弾性問題の基礎方程式を学び、いくつかの例題を通じて解析解の導き方を習得する。 |
到達基準 |
概要に記載された内容を100%学習・理解すること. 関連する演習問題が解けること. |
授業内容 |
1. 弾性とは 2. 外力と内力(応力) 3. 応力 4. つり合い式 5. モーメントのつり合い式 6. 変位とひずみの関係式 7. 応力-ひずみ関係式(一般化されたフックの法則) 8. 境界条件 9. 2次元弾性問題と軸対称弾性問題の基礎方程式 10. ひずみの適合条件式 11. Airyの応力関数 12. 応力の座標変換 13. ひずみの座標変換 14. ひずみエネルギ |
履修条件・関連項目 |
材料力学,塑性力学,有限要素法 |
テキスト・教科書 |
自作のテキスト,パワーポイント |
参考書 |
S.P. Timoshenko, J.N. Goodier: Theory of Elasticity, McGraw-Hill Classic Textbook Reissue Series |
成績評価の方法 |
試験とレポートで総合評価 |
教員から一言 |
自作の講義資料を使って,演習問題を解きながら,基礎から応用までわかりやすく講義します.力学の講義は.大河ドラマと同じで,1回聞き逃すとストーリー(理論の展開)が不明になり,それ以降の講義の理解に支障をきたします.よって毎回欠かさず出席のこと. |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/04/10 10:57:49 |