科目名[英文名]
機械設計Ⅱ   [Theory and Practice of Machine Design]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 023524
責任教員 [ローマ字表記]
中本 圭一   [NAKAMOTO Keiichi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
機械システムを設計する際には,機械工学に基づいた詳細な予測と評価とともに,需要技術予測,製造方法,流通計画,様々な法令,安全対策,環境問題などへの配慮と,それらの総合的な検討が必要になる.本講義では,それら機械設計に携わる者に不可欠な知識を概説する.また,機械設計にシステムズアプローチを適用し,単に工学に限定せず,数学や経済・経営学などの新しい設計に関する手法も紹介する.
到達基準
・機械設計にシステムズアプローチを適用できる
・工学に限らず,機械設計に必要な手法を習得する
・機械設計に携わる者としての職業倫理,責任意識をもつ
授業内容
第1回 システムとしての設計  機械システム,人工物,Design,Synthesis,要求仕様
第2回 システムのQCDSE  機能,QCDSE,品質,コスト,時間と量,安全,環境
第3回 システムの最適化  予測,単体法,非線形計画法,組合せ最適化,階層分析法
第4回 システムの需要・技術予測  外挿法,回帰直線法,移動平均法,指数平滑法
第5回 システムの概念設計  製品開発,品質機能展開,TRIZ,タグチメソッド
第6回 システムの詳細設計  設計情報,ばらつき,不完全互換性,工程能力指数,不良率
第7回 システムの製造・流通計画  検査,信頼性,保全性,計画,スケジューリング
第8回 システムの安全と社会責任  ハインリッヒの法則,標準化,ISO,リサイクル
第9回 中 間 試 験
第10〜15回 プロジェクト型演習(Project based learning)  デザインレビュー
履修条件・関連項目
機械設計Iを受講しておくことが望ましい.また関連科目としては機械設計製図がある.
テキスト・教科書
参考書
成績評価の方法
小問題:20%,中間試験:45%,PBL:35%
教員から一言
1つではない解の中から工学的視点で最も適切なものを選ぶ能力を養うことが重要です.
キーワード
最適化,需要技術予測,概念設計,詳細設計,製造流通計画,安全と社会責任
オフィスアワー
木曜日 15:00〜17:00,9号館208室
備考1
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~nakalab/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/17 16:36:57