科目名[英文名]
車両工学   [Vehicle Dynamics]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 023534
責任教員 [ローマ字表記]
毛利 宏   [MORI Hiroshi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
移動体の動力学について講義する。移動体には自動車、鉄道、移動ロボットなどの
2次元空間を移動する物、3次元空間を移動する航空機や飛翔体、などがある。これらの運動を扱うための移動座標の概念、運動を記述するモデリングの方法、安定性や操縦性、運動性能、運動の制御、姿勢制御、振動の制御、人間と環境とのシステム論などについて理解する。
到達基準
・車両運動力学を理解しその基本特性を計算できるようになること.
・車両運動制御技術の仕組みを理解し説明できるようになること.
授業内容
1.移動体の種類と概念

2.固定座標と移動座標の概念
    :平面内の剛体運動のモデル化
3.自動車の運動方程式
4.自動車の運動性能Ⅰ :等価二輪モデル
5.自動車の運動性能Ⅰ :定常特性、円旋回、静安定
6.自動車の運動性能Ⅱ :動的な安定性、
7.自動車の運動性能Ⅱ :入出力特性、動的な操縦性
8. 中間試験
9.乗り心地
10.サスペンション
11.タイヤ
12.後輪操舵、車両制御1
13.車両制御Ⅱ(フィードバック制御とフィードフォワード制御)
14.自動運転に関するトピックス
15.期末試験
履修条件・関連項目
機械力学や力学系の科目を履修しておくことが望ましい。また制御工学の基礎知識を講義の前提とする。
テキスト・教科書
moodleで資料を配布
参考書
車両システムのダイナミクスと制御,養賢堂,日本機械学会編
自動車の運動と制御,山海堂,安部正人著
自動車プロジェクト開発工学、技報堂、鎌田、藤岡著
成績評価の方法
期末試験結果を評価。
教員から一言
「機械力学」や「制御工学」の基礎知識を使って、車両の基本性能、運動性能について講義をする。また自動車の社会的な役割、問題点を解説する。
キーワード
移動体の動力学,移動座標と静止座標,車両の運動性能,操縦性・安定性,振動と運動の制御
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/07/13 18:18:31