科目名[英文名] | |||||
先端応用化学演習 [Frontier Chemistry Seminar] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 4~4 | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 024202 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
前田 和之 [MAEDA Kazuyuki] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
目的: この講義の目的は,主として卒業研究を円滑に進展させ,成果を発表するために必要な事項を所属研究室において学ぶことにある。前期の項目に加えて,データの解釈や現象理解,プレゼンテーションの方法なども取り上げられる。 概要: 前期に与えられた卒研テーマの理解も進み,後期には自分のデータを眺めながら研究を考えることができる。前期に共通した1)安全教育,2)卒業研究の目的,意義,背景の理解,3)卒業研究に必要な知識や技術の修得などは,後期においても重要項目として継続される。これらに加えて,諸君の研究成果が出始める後期には,成果に関する学習が必要となる。代表的なものとしては,4)現象の解釈と5)発表技術があげられる。前学期の応用分子化学演習と対をなす。 |
到達基準 |
授業内容 |
1)安全教育: 前期からの継続である。実験に関係する操作は安全にできるようになる時期である。また,実験の進展によって新たな操作が加わる場合も多い。慣れに甘えることなく常に細心の注意で実験を行うよう訓練が反復される。 2)卒研の目的,意義・背景の理解: 前期からの継続である。研究が進むにつれて,手元に自分自身の具体的成果が蓄積され,それに基づいて,卒研の意義を掘り下げて考えることになる。 3)卒研に必要な知識や技術: 前期より継続する。必要な知識と技術は研究が進展するにつれて増加する。ほとんどが英文による知識や技術の修得である。科学技術英語をみっちり勉強する好機でもある。 4)現象の解釈: 前期からの実験で,現象を注意深く観察する態度が身につき,データも出るようになった。さらに実験を進めつつ,同時進行でデータの解釈を行なう。研究室ゼミはこのためにあると言っても過言ではない。前期においては主として他人の研究成果を解釈してきたが,今期は自身の得たデータを解釈する。諸君の追及する現象は新規なものであり,諸君はすでに世界の先頭を走っているのである。現象を基礎から理解する訓練が徹底して行われる。基礎を再学習し,不足する基礎を新たに学び,さらに,これまで以上の高度な内容を学ぶことも要求される。 5)発表技術: 研究室内における発表会は頻繁に行われる。要領よく説明する能力が養われるだけでなく,質問に対して自己の考えを述べることができるよう,内容を十分に把握させる指導が続く。上記4)の成果はここにあらわれる。最後に,学内での卒論発表会あるいは学外における学会で成果が発表される。パワーポイントを使う場合が多い。 |
履修条件・関連項目 |
工学部履修案内に記載されている、卒業論文履修についての基準を満たしていることが必要である。 |
テキスト・教科書 |
各教員の指示に従うこと。 |
参考書 |
各教員の指示に従うこと。 |
成績評価の方法 |
成績は,修学態度、発表内容、理解度などを総合して判定する。 |
教員から一言 |
卒研は,これまでの学習の総合であるだけでなく,さらに広く深い現象の理解に通じる方法論を学ぶ重要な過程である。研究室ゼミでみっちり勉強してほしい。 |
キーワード |
研究室 卒業研究 輪講 ゼミナール 研究発表 |
オフィスアワー |
オフィスアワーは各教員により異なるため、担当教員のシラバスなどで確認をすること。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/26 10:15:37 |