科目名[英文名]
ソフトウェア工学   [Software Engineering]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 024802
責任教員 [ローマ字表記]
藤波 香織   [FUJINAMI Kaori]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
旧来の銀行や物流管理システムに加え,携帯電話や自動車に至るまでソフトウェアシステムは生活のあらゆるシーンに入り込んできています.このような大規模で複雑なソフトウェアシステムの開発には系統だった開発方法論が必要不可欠になってきています.

本講義ではソフトウェア工学における様々な方法論,手法,ツールの背景や概要を理解し,研究や業務におけるソフトウェア開発に生かしたり,将来新たに生まれてくる新しい方法論を自ら理解する力をつけることを目的とします.
到達基準
・代表的なソフトウェア開発プロセスモデルを理解.
・代表的な要求モデルを理解.
・代表的な設計およびテストプロセスを理解.
授業内容
講義トピック
1.大規模ソフトウェア開発の課題
2.ソフトウェアの開発工程
3.プロジェクト管理
4.要求分析
5.構造化分析
6.オブジェクト指向分析
7.アーキテクチャ設計
8.ユーザインタフェース設計
9.モジュール設計
10.プログラミング
11.テストと検証
12.保守と再利用
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
とくになし.
参考書
・高橋,丸山著;情報工学レクチャーシリーズ:ソフトウェア工学,森北出版.
・松本著;ソフトウェア工学 オブジェクト指向・UML・プロジェクト管理,森北出版.
成績評価の方法
平常点とレポート,期末試験による.
教員から一言
「ソフトウェア開発=プログラミング」と思っている人も多いと思いますが,プログラミングは開発プロセスの中のほんの一部に過ぎません.また,コンピュータシステムを対象としているものの,ソフトウェア開発には人間的要素が多く含まれてきます.IT産業に将来携わる予定の人にとっては,自分の立ち位置を認識する助けになると思います.
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/22 14:01:16