科目名[英文名]
電気電子工学特別講義(ブロードバンド通信特別講義)   [Advanced Lectures on Electrical and Electronics Engineering]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 025705
責任教員 [ローマ字表記]
今井 哲朗, 有馬 卓司   [IMAI Tetsuro, ARIMA Takuji]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
ここでは、携帯電話で用いられている様々な無線通信技術を学びます。電波の伝わり方、無線伝送技術(無線を使って情報を伝える仕組み;情報源符号化、変復調、誤り訂正、多元接続方式)、多元接続技術、無線管理、移動管理、無線ネットワークなど、携帯電話がつながる仕組みを理解するための概念を学習します。

【目標】
携帯電話がつながる仕組みを知り、携帯電話で用いられる無線技術の概要を理解すること。
到達基準
授業内容を十分理解すること.
授業内容
1.携帯電話がつながる仕組み
1-1.携帯電話ネットワークの概要
  ・通信ネットワークと携帯電話ネットワーク
  ・携帯電話ネットワークの基本機能
1-2.無線アクセスネットワークの仕組み
  ・セルラーシステムとは
  ・携帯電話の基本動作
2.携帯電話の無線技術
2-1.陸上移動電波伝搬
  ・電波の性質
  ・屋外伝搬 見通し内と見通し外
  ・電波の減衰と変動
   長区間変動/短区間変動(シャドイング)/瞬時変動(マルチパスフェージング)
2-2.無線伝送方式
  ・変調技術
  ・アンテナダイバシチ技術
  ・誤り訂正技術
  ・音声符号化方式
2-3.多元接続方式
  ・複信方式 TDD/FDD
  ・FDMA/TDMA/CDMA
  ・パケットスケジューリング
3.セルラーシステム
  ・リンクバジェット
  ・カバレッジ
  ・周波数リユースとキャパシティ
履修条件・関連項目
通信工学および無線技術に関する知見を有することが望ましい
テキスト・教科書
特に指定しません。
参考書
特に指定しません。
成績評価の方法
通信工学および無線技術に関する知見を有することが望ましい
教員から一言
携帯電話は身近でありながら、その仕組みは余り知られていません。その基本的な仕組みと、携帯電話に欠かせない無線工学の一端に触れてみてください。
キーワード
携帯電話、セルラー、無線システム、電波伝搬、通信ネットワーク
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
語学学習科目
更新日付
2018/08/07 12:03:22