科目名[英文名]
生物制御科学特論Ⅰ   [Special Lecture on Bioregulation and Biointeraction Ⅰ]
区分 共通科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 05MC5401
責任教員 [ローマ字表記]
齋藤 宏昌, 石賀 康博, 小松 健   [KOMATSU Ken]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
植物病理学および植物病原学に関連した最近の研究トピックスについて、第一線で活躍している専門家が講義する。特に、植物病原微生物(糸状菌、細菌)の植物への感染および病害抵抗性誘導機構の理解を目標とする。
到達基準
植物病理学の先端の研究でどのようなことが行われているかについて興味を持ち、議論ができること。特に以下のトピックスを扱う。
(1) 植物病原微生物の植物への感染機構を理解できている。
(2) 植物病原微生物の植物への病害抵抗性誘導機構を説明できる。
(3) エフェクター分泌によるいもち病菌のイネへの感染および抵抗性誘導機構を理解できている。
(4) 植物病原細菌が植物へ侵入・感染する際の戦略と植物の抵抗性誘導機構を理解できている。
授業内容
・1日目:6月1日(金)9:30〜17:00
東京農業大学 齋藤 宏昌
病原性と抵抗性① 植物病原微生物の病原性の分化、植物の抵抗性について学ぶ。
病原性と抵抗性② 植物病原微生物の侵入力、抵抗性抑止力、発病力について学ぶ。
イネーいもち病菌相互作用 エフェクター分泌によるいもち病菌のイネへの感染および抵抗性誘導機構について学ぶ。

・2日目:6月8日(金)9:30〜17:00
筑波大学 石賀 康博
植物と病原細菌との相互作用について学ぶ。
履修条件・関連項目
本講義を履修する前に、「植物病理学」および「植物生理学」の関連項目を復習しておくことが望ましい。
テキスト・教科書
特になし。
参考書
特になし。
成績評価の方法
レポートで評価する。出席のない者は成績評価の対象にしない。
教員から一言
植物病理学を専門とする人だけでなく、植物保護系の学生の研究に役立つような「植物が病原体を防御するしくみ」や「関係する研究の最新動向」についても紹介します。
キーワード
植物の抵抗性機構・病原微生物の侵入法・エフェクター
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
http://dbs.nodai.ac.jp/view?l=ja&u=100001102
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/04/10 10:32:25