| 科目名[英文名] | |||||
| 生物制御科学特論Ⅳ [Special Lecture on Bioregulation and Biointeraction Ⅳ] | |||||
| 区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 後学期 | |
| 授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 05MC5404 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 未 定, 平岡 毅 [HIRAOKA Tsuyoshi] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 昆虫の性フェロモンは高感度かつ同種に対して高選択性であるため、農業害虫を多く含むガ類で良く研究され行動制御型害虫管理の柱として応用されている。本講義では学生がこれまでに明らかとされたガの性フェロモン交信系の性質を、生物有機化学、生理・生化学、分子生物学、神経生理学、遺伝学の要素に分解して理解し、かつ授業内で与えられたガの性フェロモン交信系に関する命題について学生がそれぞれの考えを論理的に表現できることを目指す。 |
| 到達基準 |
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(1) 総合的害虫管理に応用されているガの性フェロモン交信系の実状を理解する (2) メスが性フェロモンを作る仕組み、オスが性フェロモンを受け取る仕組みを分子レベルで理解する (3) ガ類性フェロモン交信系に関わる与えられた命題について自分の言葉で考えを表現できる |
| 授業内容 |
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11月16日 (13:00-16:00) 第1回:授業のオリエンテーション、第2回:農学概論 -フェロモンの害虫管理への応用-、第3回:ガ類性フェロモン分子とその特徴 11月30日 (13:00-15:30) 第4回:メスが性フェロモンを作るしくみ、第5回:オスがフェロモンを受容するしくみ 12月7日 (13:00-15:30) 第6回:ガ類性フェロモン交信系の共進化 第7回:まとめ |
| 履修条件・関連項目 |
| 特になし |
| テキスト・教科書 |
| 特に指定しない |
| 参考書 |
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○昆虫科学読本 (日本昆虫科学連合編、東海大学出版 ISBN 9784486020356) ○フェロモン利用の害虫防除(小川欽也、ピーターウィツガル著 農文協 ISBN 9784540043598) |
| 成績評価の方法 |
| 第7回で通達する性フェロモン交信系に関する課題のレポート(A4 1枚)のみで評価する |
| 教員から一言 |
| 色々と正解のない質問をするかと思いますが、正解がないので当然間違いもありません。自分のアイディアを自分の言葉で気楽に伝えてください。 |
| キーワード |
| 情報化学物質、フェロモン、総合的害虫防除、ガ類性フェロモン交信系の共進化 |
| オフィスアワー |
| 2-424号室にて各回終了後の1時間 |
| 備考1 |
| 集中講義のため、講義終了時間は農工大のタイムテーブルとは一致しない |
| 備考2 |
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特になし |
| 参照ホームページ |
| 特になし |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2018/09/18 15:48:16 |