科目名[英文名] | |||||
生物制御科学特論Ⅵ [Special Lecture on Bioregulation and Biointeraction Ⅵ] | |||||
区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 05MC5406 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
笠原 博幸, 木羽 隆敏, 吉積 毅 [KASAHARA Hiroyuki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 応用植物生化学 | メールアドレス |
概要 |
本講義は、木羽隆敏先生(名古屋大学)および吉積毅先生(理化学研究所)の集中講義によって開講されます。 木羽隆敏先生 「植物の栄養応答の分子メカニズムとその制御」 植物は葉が光合成により炭素栄養を、根が土壌中から無機栄養を獲得することにより、体の全てを作り出します。そのため、植物は栄養状態に応じて栄養の獲得とボディープランのバランスを最適化します。本講義では、植物の無機栄養応答(特に窒素栄養)、植物ホルモン(特にサイトカイニン)によるボディーバランスの制御、そしてこれらの相互作用について、主にモデル植物を用いた研究をもとに紹介します。 吉積 毅先生 「植物への遺伝子導入技術」 本講義では、従来の育種技術では獲得することが難しい形質を付加した植物を開発し、農業・産業利用するための技術について理解することを目的としている。具体的には、植物を対象とした形質転換技術を中心に、近年注目されているゲノム編集技術について紹介する。さらには、これらの技術が育種にどのように利用されているのか、農業・産業的重要性についても解説する。 |
到達基準 |
木羽隆敏 先生 本講義では、植物の無機栄養応答(特に窒素栄養)、植物ホルモン(特にサイトカイニン)によるボディーバランスの制御、そしてこれらの相互作用について、主にモデル植物を用いた研究をもとに紹介します。分子メカニズムや解析手法を理解するとともに、この分野の最新の研究動向の習得を目標とします。 吉積 毅 先生 ・植物の組織培養の流れを説明できる。 ・植物を対象とした遺伝子導入技術を理解できる。 ・ゲノム編集技術の利点を把握できる。 ・遺伝子組換え植物を用いる重要性を理解できる。 |
授業内容 |
木羽隆敏先生 1.イントロ/植物と栄養 2.植物の無機栄養感知・応答の分子メカニズム(特に窒素) 3.イントロ/植物の栄養・体制・ホルモンの関係 4.植物ホルモンによるボディープランの制御(特にサイトカイニン) 5.レポート作成 吉積 毅先生 1.植物の形質転換技術(組織培養と遺伝子導入)について 2.ゲノム編集技術について 3.最新の遺伝子導入技術について 4.レポート作成 |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
資料を配布必要な場合、資料はプリントで配布 |
参考書 |
成績評価の方法 |
授業中に課すレポート |
教員から一言 |
木羽先生と吉積先生はそれぞれの専門分野の第一線でご活躍中の研究者です。最新の情報を学んでください。 |
キーワード |
植物、窒素栄養、植物ホルモン、サイトカイニン、植物細胞、遺伝子組換え、組織培養、ゲノム編集、物質生産 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
英語 |
更新日付 |
2018/06/15 20:19:37 |