科目名[英文名] | |||||
植物病原学特論 [Advanced Plant Pathogenic Microbiology] | |||||
区分 | 専門分野科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 05MC5409 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
有江 力, 鎌倉 高志 [ARIE Tsutomu, KAMAKURA Takashi] | |||||
所属 | 役員 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
植物病原微生物の特性、特に病原性因子、非病原性因子など、さらに病原微生物の制御法に関する最近の研究動向と考え方を紹介します。また、植物病原に関わる論文を題材に、科学的思考や討論を行う能力の向上をはかります。 |
到達基準 |
植物病原微生物の特性、特に病原性因子、非病原性因子など、さらに病原微生物の制御法に関する最近の研究動向を理解していただくことを目指します。また、植物病原に関わる論文を題材に、科学的思考、プレゼンテーション、討論を行う能力の向上を目指します。 |
授業内容 |
植物病害は、安全な食料の安定な生産に対して、量的および質的なダメージを与える生産阻害要因です。植物に病気を起こす主因である病原について、諸性質・病原性関連因子・植物との相互関係などをより明らかにすることにより、植物の病害を安全・確実に制御することに繋げていくことが期待されます。 本講義では、病原の概説、病原研究を行う目的、実験結果に基づいた研究計画の立て方、病原研究に利用できる比較的新しい技術、病原菌の交配と進化との関係、病原制御技術のメカニズムと長所・短所、等について具体的な研究事例と世界的研究動向を紹介します。具体的な方法は講義の中でご紹介します。なお、本年度は東京理科大学理工学部鎌倉高志教授を講師として迎え、集中講義によって、植物病原糸状菌研究の最新の動向についてご紹介いただきます。 【開講予定】 有江担当分(いずれも1限) 4/11(水)休講 4/18(水)植物病害に関する基礎的知見 4/25(水)植物病原―植物の相互作用 5/ 2(水)トマトと病害1 5/ 9(水)トマトと病害2 5/16(水)植物病原の進化1 5/23(水)植物病原の進化2 5/30(水)休講 6/20(水)休講 6/ 27(水)植物病原の制御1 7/ 4(水)植物病原の制御2 鎌倉先生担当分 6/ 6(水)9:00〜17:00 2号館多目的教室 6/13(木)9:00〜17:00 2号館多目的教室 |
履修条件・関連項目 |
特にありません。ただし、学部の植物病理学程度の知識をあらかじめ持っていいただくことを希望します。 |
テキスト・教科書 |
講義で資料を配布あるいは指示します。 |
参考書 |
眞山(2010)植物病理学、Agrios (2004) Plant Pathokogy 5th Ed., Elsevier この他、講義の中で紹介します。また、下記ホームページも参考にして下さい |
成績評価の方法 |
レポートを課します。レポートを40点満点、各回の出席状況や質疑への参加状況を20点満点で評価します。また、鎌倉先生の講義の各回の小テストを20点(×2回)満点で評価します。 |
教員から一言 |
植物病原の生活環、植物との関係、制御法などを紹介します。 |
キーワード |
植物病理学、菌学、分子生物学、農薬学、糸状菌、細菌、ウイルス、防除法、研究手法 |
オフィスアワー |
事前にe-mailなどでコンタクトをとって下さい |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
www.tuat.ac.jp/~plantp |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/04/02 15:25:38 |