| 科目名[英文名] | |||||
| 野生動物保全生態学特論Ⅰ [Advanced Wildlife Conservation Ecology I] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 前学期 | |
| 授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 05MN5710 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 金子 弥生 [KANEKO Yayoi] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 | 
| 近年、環境の劣化が世界的に問題視され、人間と動物を取り巻く状況も変化しつつある。人間が地球規模でその生態学的多様性を保護することを責務とする時代に入ったのである。保全生態学は、生態学的多様性の理解のために必要な基礎知識とその具体的な保護方法について学ぶための総合的学問である。本講義では、国内外の野生動物保護の取組みについて知ることで、環境問題において動物を見つめる力を養い、自ら考え、問題意識を持つことを目標とする。 特に野生哺乳類の形態や行動、社会的構造、個体群についての基本的な用語、概念を理解し、生息地との関わりについての知識を深める。その知識を基にした保全問題の解説を行う。保全関連内容についてはグループディスカッションを行う。 | 
| 到達基準 | 
| 特に野生哺乳類の形態や行動、社会的構造、個体群についての基本的な用語、概念を理解し、生息地との関わりについての知識を深める。グループディスカッションにより、保全問題について自分の考えを整理して他者にわかりやすく説明する能力を身につける。 | 
| 授業内容 | 
| 第1回 野生動物の価値、日本の野生哺乳類、保全上の課題 4月17日 第2回 生活史に影響する環境要因 5月8日 第3回 生物間相互作用と保全 ①外来種問題 レポート 5月15日 第4回 生物間相互作用と保全 ②新しい個体群の設置と生息地復元 5月15日 第5回 保護のプライオリティー:IUCN,RDB 5月22日、29日 発表 第6回 第7回 野生動物保護をめぐる人間活動(Human Dimention)6月19日 | 
| 履修条件・関連項目 | 
| 特になし | 
| テキスト・教科書 | 
| 参考書 | 
| 「哺乳類の生態学」 土肥昭夫・岩本俊孝・三浦慎悟・池田啓共著(東京大学出版会) 「哺乳類の生物学5 生態」 高槻成紀著(東京大学出版会) 「保全生物学のすすめ 生物多様性保全のためのニューサイエンス」 リチャード・プリマック・小堀洋美共著(文一総合出版) 「保全生態学入門 遺伝子から景観まで」 鷲谷いづみ・矢原徹一共著(文一総合出版) | 
| 成績評価の方法 | 
| 発表(40点)、グループディスカッション(60点)の合計点が60点以上のものを合格とする. | 
| 教員から一言 | 
| キーワード | 
| 野生動物の価値、保護区、環境倫理、Human Dimention | 
| オフィスアワー | 
| メール連絡してアポイントを取ること | 
| 備考1 | 
| 備考2 | 
| 参照ホームページ | 
| 開講言語 | 
| 語学学習科目 | 
| 更新日付 | 
| 2018/04/16 17:20:56 |