科目名[英文名]
森林生態学特論Ⅰ   [Advanced Forest Ecology I]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 05MN5717
責任教員 [ローマ字表記]
崔 東寿   [CHOI Dongsu]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
目的:樹木の集団あるいはその集団を構成している個々の樹木の生活状態を,樹木だけでなく,森林生態系に生育している生物と生物をとりまく物理的環境との関わり(生態系)から総合的に把握することで,自然環境保全への知識と技術を高める.
概要:森林生態学における調査研究のトピックスを講義するとともに,森林生態系に関る様々な要素の調査研究の手法を,受講生が調査・発表し討論形式で深めていく.
到達基準
授業内容
森林生態学研究に関するトピックス、および受講者の調査研究手法の発表から討論をおこなう。主な内容は下記のとおり。ただし、受講者との話し合いで変更あり。
1.樹木・植物
1.1.サイズ・密度と樹冠投影 1.2.成長量・根系とバイオマス測定 1.3.樹木生理 1.4.フェノロジー

2.土壌動物と微生物
2.1.森林の土壌動物調査法 2.2.森林の土壌微生物調査法 2.3.樹木との共生微生物

3.森林気象
3.1.光環境 3.2.温度環境


履修条件・関連項目
学部等で生態学や森林生態学を習得していない者は,これらの教科書をあらかじめ1・2冊読んで受講してください。
テキスト・教科書
講義ではプリントを配布します.話題提供者はレジュメを用意すること.
参考書
「Forest Ecology」Barnes等, WILEY.「森林生態学」岩坪五郎編著,文永堂.「森林環境科学」只木良也著,朝倉書店など。その他,講義の中で適当な参考書を紹介する。
成績評価の方法
①毎回の話題提供レジュメおよび討論内容をまとめたレポート(話題提供者)で5割.②話題にあがった内容をさらに深める課題レポートで5割.
教員から一言
森林生態学が自然環境保全に果たす役割を,受講者各人の課題や視点に基づいて考え,修士論文研究の調査や考察のバックグラウンドとして修得してください。また,調査・発表・討論をおこない,それを簡潔にまとめる技術は修士学生として不可欠で,修了後に修士として社会から期待される基本的な能力となります。
キーワード
森林環境 生態系 調査法 測定法 生理学
オフィスアワー
水曜日10:00〜12:00。 ただし、事前にメール等で確認すること。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/13 9:57:07