科目名[英文名] | |||||
水利用学特論 [Advanced Water Use System] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 1 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 後学期 | |
授業形態 | 後学期 | 時間割番号 | 05MT5826 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
大里 耕司 [OSATO Koji] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 3-208 | メールアドレス |
概要 |
わが国は農業水利施設として,農業用水路の総延長は幹・支線あわせて約40万km,ダム貯水池や頭首工などの基幹的取水施設は約7,000箇所,さらに,ため池は大小あわせ約21万箇所と膨大な資産を抱えており,現在,これら農業水利ストックは老朽化が著しく,持続的な農業生産を行う上で極めて深刻な局面を迎えている。 本講義では,農業農村等における水資源の利用や制御,管理に関する技術や基準等について解説し,社会的共通資本としての農業水利ストックの維持管理はどうあるべきか,さらには資産管理までを視野に入れ,ストックマネジメントを含む,農業水利システムにおけるマネジメント工学についてさらには,社会経済システム構築について解説する。 |
到達基準 |
・農業農村地域の農業水利について理解を深めること。 ・圃場整備に関する技術等について理解すること。 ・農業水利施設のマネジメント技術とリスク管理について理解すること。 ・マネジメント工学と社会経済システムとの関係について理解すること |
授業内容 |
第 1回:農業水利システム整備の歴史 第 2回:性能設計とマネジメント技術 第 3回:維持管理主体としての土地改良区の現状 第 4回:農業水利施設の機能保全(講師:中 達雄氏 /農村工学研究所) 第 5回:社会的共通資本としての農業水利ストック 第 6回:インフラ資産と公会計改革 第 7回:マネジメント工学と社会経済システム ※講義形式とゼミ形式を併用して,授業を進める. |
履修条件・関連項目 |
テキスト・教科書 |
中 達雄・高橋順二編著(2010):農業水利施設のマネジメント工学,養賢堂 |
参考書 |
成績評価の方法 |
出席状況およびレポートの内容,授業内容の討論に基づき,理解度により判定する。 |
教員から一言 |
キーワード |
水資源,水利システム,社会的共通資本,インフラ資産,マネジメント工学 |
オフィスアワー |
月曜日 17:00〜18:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/07/06 19:27:08 |