科目名[英文名] | |||||
科学特論Ⅰ [Science: Special Lecture Ⅰ] | |||||
区分 | 共通科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 前学期 | |
授業形態 | 前学期 | 時間割番号 | 1060001 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
伊東 道生 [ITO Michio] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
1.概要:科学は、さまざまな対象に対して、それに対応する科学的方法論でのぞみ、対象についての知見をえます。哲学は、こうした対象についての知を、専門にとらわれずに、知一般として扱うのが哲学です。20世紀以降、哲学は、その知識一般を「言語」としてとらえ、その分析を行っています。講義では、その流れと問題点を指摘します。 2.哲学的な考え方を紹介し、問題分析の一つの方法論が身につくことを目標とする。 |
到達基準 |
・言語を対象として、「哲学的に」思考することとはどういうことかを学ぶ ・哲学史を学ぶことで、解決済み/未解決な、問題設定のしかたを学ぶ |
授業内容 |
第1回 哲学史と言語(1)観念と意識の哲学 第2回 哲学史と言語(2)言語論的展開 第3回 科学と言語(1) 論理実証主義と科学方法論 第4回 科学と言語(2) 経験論のドグマ、パラダイム規 第5回 意味論(1)真理条件論 第6回 意味論(2)伝達意味論 第7回 言語行為論(1)言語と行為 第8回 言語行為論(2)コミュニケーション的行為 第9回 言語行為論(3)メタファーと会話の格率 第10回 言語行為論(4)心の哲学へ 第11回 倫理と言語(1)メタ倫理学 第12回 倫理と言語(2)自然主義的誤謬と批判 第13回 構造とエクリチュール 構造主義と現前の形而上学 第14回 身体と言語 行動主義、身体図式 第15回 まとめ |
履修条件・関連項目 |
とくになし |
テキスト・教科書 |
なし 必要に応じてプリント配布 |
参考書 |
なし |
成績評価の方法 |
小レポート(30%)と最終レポート(70%) |
教員から一言 |
哲学は、実験や観察といった経験にもとづく通常の科学ではありません。つまり言語を対象にしますが、言語科学ではない思考の仕方をします。時に経験に反し、常識をくつがえす考え方にも挑戦しましょう |
キーワード |
哲学 言語 分析 |
オフィスアワー |
水曜日12:00〜13:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2018/03/20 11:58:12 |