科目名[英文名]
科学特論Ⅳ   [Science: Special Lecture Ⅳ]
区分 共通科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 1060010
責任教員 [ローマ字表記]
古矢 晋一   [FURUYA Shinichi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
 メディア論は人文科学、社会科学、自然科学など複数の分野にまたがる研究領域です。
 この授業では、個々のメディア(新聞、映画、電話、ラジオ、テレビ、インターネットなど)がどのように発明され、普及していったのか、そしてそれらのメディアがどのように論じられてきたのか、そもそもメディアとは何か、といった問題について取り上げ、考察します。大衆論や権力論、身体論なども視野に入れながら、メディアにかかわる問題を多角的に検討します。教科書を使用しますので、予備知識は特に必要ありません。
到達基準
1.「メディア」の発展と普及の歴史について知識を得る。
2.「メディア・リテラシー」(メディアの情報に批判的に接する能力)を獲得する。
3.現代社会における様々なメディア現象を理解するヒントを得る。

授業内容
(以下は教科書の目次に基づきます。)
第1回:ガイダンス。メディアとは何か
第2回:メディアの時代、メディアの理論
第3回:新聞学というメディアの知
第4回:マス・コミュニケーション理論の展開とその限界
第5回:メディア革命と知覚の近代
第6回:カルチュラル・スタディーズの介入
第7回:新聞と近代ジャーナリズム
第8回:電話が誕生したのはいつだったのか
第9回:誰が映画を誕生させたのか
第10回:ラジオ・マニアたちの社交圏
第11回:テレビが家にやって来た
第12回:ケータイが変える都市の風景
第13回:パソコンとネットワーク化する市民社会
第14回:グローバル・メディアとは何か
第15回:まとめ。メディアを変革するための知
(授業計画は履修者の人数や関心に応じて、変更する可能性もあります。)
履修条件・関連項目
特に予備知識は必要ありません。
テキスト・教科書
吉見俊哉『メディア文化論。メディアを学ぶ人のための15話。改訂版』(有斐閣アルマ、2015年)。1800円+税。ISBN978-4-641-12487-5
その他、必要に応じてレジュメと資料の引用(日本語訳ないし英訳)の抜粋を配布します。
参考書
ヨッヘン・ヘーリッシュ『メディアの歴史。ビッグバンからインターネットまで』(法政大学出版局、2017年)
成績評価の方法
授業中のコメントシート30%
最終レポート70%
なお三分の二以上の出席が単位取得の最低条件です。詳細は初回の授業で説明します。
教員から一言
毎回の授業前に教科書の該当する章を読んできてください。
キーワード
メディア、テクノロジー、大衆・群集、情報
オフィスアワー
メールで面談の予約を取ってください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/19 16:12:24