科目名[英文名]
生体物性学特論   [Biophysical Chemistry]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 後学期 
授業形態 後学期  時間割番号 1060103
責任教員 [ローマ字表記]
中澤 靖元   [NAKAZAWA Yasumoto]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
本講義は、生体物性学に関わる知識を得るとともに、関連分野に関する最新研究事例の調査に基づき、各自、研究事例紹介を講義内で行い、レポートにまとめるとともに、プレゼンテーションを行う。
到達基準
以下の2点課題を達成することが求められる。
1)生体の組織、細胞の物理学、さらには、生命現象を分子レベルで理解するための解析手法について、核磁気共鳴法、質量分析法、赤外分光法、動的粘弾性測定法などの最新手法を習得する。
2)スライドおよびレジメを準備し、発表することができる。
授業内容
生体物性学に関わる講義を複数回行う。
また、各受講者は関連する分析法の原理およびその手法を用いた論文を紹介する。
発表者はレジメと発表スライドを準備する。また、聴講者は発表内容について質問し、質疑応答内容等を毎回レポートで提出する。

講義としては下記の内容を行う。
第1〜2回:人体物理学概論(生体の物理学的性質Ⅰ〜Ⅲ)
・生体組織の力学的性質(異方性・粘弾性・非線型性)
・心臓血管系の力学的性質(心周期、心臓、血液の性質)
・体内の流体における物理学的性質
第3〜5回:生体材料物性学
・バイオマテリアル(生体材料)の定義・歴史
・材料化学の役割
・生体適合性材料設計の基礎
・組織工学材料の設計
・生体物性計測学(引張試験・動的粘弾性)
第6〜15回:最新研究紹介
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
なし。必要に応じてプリントなどを配布する。
参考書
成績評価の方法
出席点および最新文献調査報告のプレゼンテーションおよび理解度により評価する。
教員から一言
キーワード
組織工学・生体医工学・材料工学
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/03/27 14:06:43