科目名[英文名]
有機材料合成特論Ⅰ   [Organic Materials Synthesis I]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 前学期 
授業形態 前学期  時間割番号 1060210
責任教員 [ローマ字表記]
中野 幸司, 尾池 秀章   [NAKANO Koji, OIKE Hideaki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
金属錯体をもちいた触媒反応は極めて強力な合成手段であり,各種合成中間体や高分子・機能材料の合成で工業的にも利用されている.本講義では,金属錯体(特に有機金属錯体を中心に)について,その基礎と触媒反応への展開について学ぶ.


到達基準
金属錯体の構造や金属錯体が関わる素反応を理解し,金属錯体が関与する様々な触媒反応に関する知識を習得することを目標とする.
授業内容
おおむね以下の内容について講義する(状況により,一部変わることもある)
・有機金属錯体の化学結合
・有機金属錯体の基本的反応
・アルケン・アルキン類を原料とする触媒反応
・カルボニル化を伴う触媒反応
・酸化・アリル化を伴う触媒反応
・遷移金属触媒によるクロスカップリング反応
・触媒的な不活性結合の官能基化
・金属錯体をルイス酸とする触媒反応
履修条件・関連項目
有機金属化学を専門としない学生にも配慮をおこなって進めるが,学部レベルの有機化学・無機化学・物理化学に関する知識を有していることを前提に講義を進める.
テキスト・教科書
Moodleで配布する講義用資料を使用する
参考書
化学新シリーズ 有機金属化学―その多様性と意外性-,小宮三四郎・碇屋隆雄 共著,裳華房
ヘゲダス 遷移金属による有機合成,L.S. Hegedus 著・村井眞二 訳,東京化学同人
など
成績評価の方法
授業参加度とレポートから総合的に判断する.
教員から一言
キーワード
オフィスアワー
講義終了後の1時間.それ以外にも,居室(4号館217号室)にいる時であればいつでも対応します.事前に連絡していただけると確実です(e-mail: k_nakano@cc.tuat.ac.jp; Tel: 042-388-7162)
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2018/04/04 10:20:38